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2010年2月13日 (土)

「人民の敵」人気沸騰? 中国で蒋介石ブームの謎

労働とは関係のない雑件です。

産経の興味深い記事。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/100211/chn1002110124001-n1.htm

>中国では最近、台湾に渡った中華民国の故蒋介石総統がブームだ。関連書物などが相次いで出版され、浙江省にある蒋氏の旧家は人気の観光スポット。毛沢東時代には「人民の敵」と位置付けられた蒋氏だが、急発展する近年の中台交流で素顔が知られ、これまでのイメージとのギャップに市民は関心を持つようだ。また、蒋氏がにわかに評価されるようになった背景には、台湾統一工作を狙う中国当局の思惑もありそうだ。

しかし、よく考えてみれば、レーニン型組織原則に基づく一党独裁体制下における資本主義経済という点で、改革開放以降の中国というのは蒋介石時代の中華民国と似ているようにも思えます。民族主義を国家団結の原動力として使おうというところなんかも。

本音のところでは、今の中国指導者層にとって一番共感できる政治家は毛沢東でも孫文でもなく、蒋介石なんじゃないかという予感が・・・。

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