今年は「国際若者年」
たぶん、多くの方が知らなかったと思いますが、今年は「国際若者年」だったんですね。
http://unic.or.jp/unic/press_release/1424/
>国連は12月18日、2010年を新たに「International Year of Youth(国際ユース年)」に制定しました。
>国際ユース年(International Year of Youth)
世代間の対話と相互理解を目指すと同時に、平和から経済開発の推進に至るまで、人類の直面する課題を克服する上で、世界のユース(青少年)の持つエネルギーと創造性、自発性を生かすよう呼びかける。
一月足らず前に駆け込みで設定したばかりで、新聞にも出ていた記憶はありませんが、まあしかし国連がそう決めたんですから、「国際生物多様性年」、「文化の和解のための国際年」と併せて、それぞれの関係者はちゃんと認識しておく必要があるのでしょう。
ということで(何が?)、国際若者年の先頭を切って(ほんまかいな)、本ブログでも何回か予告してきましたが、今月中にも、OECDの『日本の若者と雇用』の翻訳が明石書店より出版される予定です。
中島ゆりさんの翻訳で、わたくしが監訳ということになっております。
目次だけちらりとお見せすると、次の通りです。
要約と主な提言
序
1章 これからの課題
1.人口動態と労働市場の成果
2.学校から職業への移行
3.要点
2章 教育と訓練
1.教育制度の全般的な成果
2.後期中等教育と労働市場
3.高等教育と労働市場
4.学校と職業の間
5.訓練
6.要点
3章 若年雇用への需要側の障壁への取り組み
1.雇用慣行
2.年功賃金制度
3.雇用保護規制と若者労働市場
4.要点
4章 積極的労働市場政策と給付
1.若者労働市場の成果を改善するための近年の対策
2.公共及び民間の職業安定機関
3.失業給付
4.要点
参考文献
Box一覧 Box 1.1. NEETと日本語の「ニート」 Box 1.2. 日本の労働力調査における非正規労働者カテゴリー
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