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2010年1月 8日 (金)

ブログ・プチパラさんの拙著書評など

昨年末のエントリで引用させていただいたシンスケさんの「ブログ・プチパラ 未来のゴースト達のために」というブログで、わたくしについてなかなか興味深い評がされていました。

http://blog.goo.ne.jp/sinceke/e/68dc8cd14f0f48152833690da8f2e61a(八代尚宏氏と湯浅誠氏- 『EU労働法政策雑記帳』より)

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d0a6.html(『プレジデント』誌のフレクシキュリティ)

>こういう「ちゃんとわかっている」人同士の対比は、ものごとを深く考えるのに役立ちます。ところが、よくあるミスキャストは、「ちゃんとわかっている」人と「全然わかっていない」人とを、単に目先の対策論で一致しているとか対立しているとかいうような単細胞的な判断基準で対論させてしまうことです。

というわたくしの評語を受けて、シンスケさんはこのように述べられます。

>hamachan 先生のブログの文章は、「知らない人」へ向けられる「親切さ」と、「知ったかぶり」へと向けられる「意地悪さ」の絶妙な同居があり、こういうところにスパイスが効いてきます。

いやあ、別に「知ったかぶり」に意地悪しているつもりはなくて、いささか皮肉めかしつつ親切にご教示申し上げているつもりなんですが、なかなかそう素直に受け取っていただけないのが悩みの種なんです。

このシンスケさん、続いて拙著『新しい労働社会』におけるホワイトカラーエグゼンプションの議論について、ご自分なりに整理されておられます。

http://blog.goo.ne.jp/sinceke/e/e543b32d052ad087672464783d8d885f(ホワイトカラーエグゼンプションの議論について自分なりに整理)

>労働時間規制、残業代規制についての話ですが、まず自分にわかりやすいように、一応の目安として、夕方6時、夜8時、夜10時という三つのラインを引いてみました。ここで数字を振るのは、とにかく三つのラインを示したいから。8時がたとえば7時になっても別に構いません。

んで、とりあえず、夕方6時のラインを「これを超えたら残業代が発生するライン」とします。これが第一のラインです。
第二のラインである夜8時を、「ワーク・ライフ・バランス」達成のためのラインとします。
第三のラインである夜10時を、これを超えたら死んでしまう「過労死」ラインとします。

具体的な時刻設定についてはいろいろと議論のあるところでしょうが、この3つのラインを区別して議論しようよ、というところはまさにその通りです。

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