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2010年1月29日 (金)

拙著への書評いくつか

最近の拙著『新しい労働社会』への書評からいくつか。

まず、労働問題実務紙の『労基旬報』1月15日号の無記名書評。

http://homepage3.nifty.com/hamachan/20100127132401793.pdf

>立場的には反論してみたいのだが、妙に納得してしまっているもう一人の自分がそこにいるのも確か。

「ケイジスタ」さんのブログ。

http://www.kei-g-star.net/2010/01/book-review-260.html

>本書は新聞でもよく見聞する労働問題に対してシステマティックに分析を試みており、
労働という枠を超えて社会システムという大きなスケールで捉えた名著と言えるだろう。

なお、『新しい労働社会』に書評いただいた「ブログ・プチパラ」さんが、わざわざ分厚い『労働法政策』を図書館から借りだして、その感想をアップされています。

この本の書評がこういう形でいま書かれるというのは大変うれしいことです。

http://blog.goo.ne.jp/sinceke/e/f873037016226c348c499b0a2b0a362c(雇用保険のいろいろな仕組みは結構最近にできたみたい-濱口桂一郎『労働法政策』を読む①)

>岩波新書の『新しい労働社会』の「あとがき」で、「もっと詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ」といって挙げられていた、濱口桂一郎氏の『労働法政策』(2004年)という本。

私は「どんなもんだろう」と思って図書館から借りて来て、頑張って読んでみた。
とりあえず、今のところ半分以上には目を通せた。

日本の労働法の歴史がその内容。
とにかく、すげーヴォリューム! ちっちゃい字がギッシリと詰まってて、なんと500ページ以上もある!

その「目方」を見て気持ちは臆したが、雇用関係、労働法周辺の用語にこの際、「いちど慣れてみよう」と思って、むりやり目を通すことにした。

http://blog.goo.ne.jp/sinceke/e/36527ad1e9ce686fdf91b74ed637a305(雇用保険と生活保護のあいだにポッカリ開いた大きな穴-濱口桂一郎『労働法政策』を読む②)

>労働法の歴史を描いた濱口桂一郎『労働法政策』(2004年)から、自分がいま興味を持てそうなところを、適当にピックアップしておく。

私が気になっているのは、たとえば「生活保護」と「雇用保険」のあいだにポッカリと開いた大きな穴、のことだ。
それと関係して、ハローワークと福祉事務所がもっとうまく連携できないかということ。

http://blog.goo.ne.jp/sinceke/e/c044694bfd6abaa608d06b21b181a86f(「社会政策学」vs「労働経済学」の対立はまだある?-濱口桂一郎『労働法政策』を読む③(終))

>労働問題や雇用問題を考えるとき、いろいろ読んでみると、切り口として「経済学」でスパッと断ち切るのか、あるいは「歴史」や「労働法」に即してネチネチとした「辛抱強い」分析を続けていくのか、論者によって大きく違うようだ。

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