『経営法曹』で拙著書評
経営法曹会議より『経営法曹』162号をお送りいただきました。ありがとうございます。
今号では、会員弁護士の向井蘭さんによるわたくしの『新しい労働社会-雇用システムの再構築へ』の書評が載っております。
>著者は、「はじめに」で労働問題についての議論は「型にはまった労働規制緩和論と労働規制強化論の対立図式になりがちで、問題の本質にまで立ち入った議論は乏しいように思われます」と述べている。確かに最近のいわゆる派遣切り報道、派遣村、ワーキングプア報道については、一部のマスコミがあまりにも感情的に煽るような報道をするばかりで、冷静に今後どのように日本の雇用を考えるのか、問題提起がなされていないように思われる。
著者は本書において「過度に保守的にならず、過度に急進的にならず、現実的で漸進的な改革の方向を示そうと」しており、かつその提言は具体的かつ現実的であり、実務に携わる経営法曹会員の諸先生方にも参考になると思われ紹介させていただくこととした。
という趣旨で、以下、拙著のさまざまな論点を紹介していただいております。
経営法曹の方々から、わたくしの提言を「具体的かつ現実的」と評していただくのは、大変うれしいことです。ありがとうございます。
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