EU指令に見る男女均等の展開
日本ILO協会から刊行されている『世界の労働』11月号が「ジェンダー平等の国際的歩み-「国連:女性差別撤廃条約」採択30年-」という特集を組んでいて、その中にわたくしもEUの動きについて一篇寄せています。
わたくしのも含めて目次は次の通りです。
ジェンダー平等の歴史的展開 堀口悦子
日本の労働・社会保障分野の現状と課題 神尾真知子
日本の国連女性差別撤廃条約の現状と課題 山下泰子
EU指令に見る男女均等の展開 濱口桂一郎
「同一価値労働・同一報酬」原則の変遷と到達点 居城舜子
個人的に興味を惹かれたのは、居城さんの論文で、ヴェルサイユ条約やILO100号条約の成立プロセスを追いかけていて、法政策分析として興味深いものです。
なお、わたくしの論文は淡々と政策の流れを記述したものです。
« 松下プラズマディスプレイ事件最高裁判決 | トップページ | 元木健・田中萬年『非「教育」の論理』 »
コメント