東京新聞12月7日「記者の目」に出ています
12月7日(月)の東京新聞の6面「記者の目」という欄に、服部利崇記者が「派遣法改正論議大詰め」という解説記事を書かれています。
その中に、わたくしのコメントが2回ほど出てきています。
一つ目は、登録型派遣の禁止の関係で、
>一方で「常用雇用を偽装する業者も多く、常用を義務化しても意味がない」という意見も。偽装の手口は有期契約の反復更新を『常用派遣』と称し簡単に契約解除するといったものだ。しかし労働政策研究・研修機構の浜口桂一郎統括研究員は「偽装があるから”常用”はダメというのはおかしい。偽装排除に力を注ぎ、本当の常用雇用を基本にする議論を」と求めている。
二つ目は最後のパラグラフで、
>だが、労働者の問題は「派遣」だけではない。浜口研究員は「雇用が不安定、低賃金で労働条件が劣悪、といった派遣と同じ問題を抱える有期労働者も多い。今後テーマに取り上げるべきだ」と要望している。
ちょっと話が混線したようで、ご承知のように既に有期労働契約については厚生労働省の研究会で検討が始まっています。そちらで今後均衡処遇や雇い止めに対する措置について方向性を出していくことが望ましいと述べたつもりでありました。
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