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2009年10月13日 (火)

政府の審議会、「休眠」相次ぐ 「政治主導」で金縛り ただし労働関係は別よ

ちょっと前になりますが、9月28日の日経に「政府の審議会、「休眠」相次ぐ 「政治主導」で金縛り 」という記事が載ったようですが、

http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S2700E+27092009&g=MH&d=20090928

>民主党による政権交代を受け、政府の審議会が相次いで「休眠状態」に陥っている。「政治主導」を掲げる民主党政権が、官僚主導による政策決定の「隠れみの」との批判が多い審議会に距離を置いているためだ。新しい政策の導入や中長期的な政策プランについて有識者らのお墨付きを得て、利害関係を調整してきた従来の「審議会方式」は曲がり角を迎えている。

休眠どころかまさに今ふたたび動き出した審議会が労働政策審議会です。

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/09/s0928-4.html(雇用保険部会)

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1007-1.html(職業安定分科会)

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/s1015-2.html(労働力需給制度部会)

官僚主導の隠れ蓑である審議会と産業民主主義に基づく三者構成原則とがちゃんと区別できているかどうかのいい試金石です。

逆に言えば、官僚主導の隠れ蓑はやめろと言われてあっさりやめてしまえるような審議会はもともとただの隠れ蓑であってということでしょう。そんなものはさっさと廃止してしまえばいいのですがね。

これは拙著第4章の最後のところの議論につながります。

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コメント

こんにちは。いつも拝見しております。
以下のニュース、どう見ればよいのでしょうか?
厚労省も、それなりに考えがあってメンバーを選んではいると思うのですが・・・


http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-6f2d.html" target="_blank">http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-6f2d.html
派遣法緩和時の職安局長、改正問題の諮問委員に 

> 労働者派遣法の改正をめぐり、派遣労働のあり方を見直す厚生労働相の諮問機関「労働政策審議会(労政審)」職業安定分科会の公益委員に、同法の規制を緩和した当時の労働省職業安定局長が加わっていたことが分かった。使用者、労働者委員の間で中立であるべき公益委員にふさわしいのか、労働組合などが疑問視している。

すみません。
上のコメント内のURL、おかしかったですね。
正しくは東京新聞の以下の記事です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009101602000073.html" target="_blank">http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009101602000073.html

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