『POSSE』第5号のお知らせ
『POSSE』第5号が来週発売の予定だそうです。
http://blog.goo.ne.jp/posse_blog/e/2f54417118b9c9a31a351d8bc11ce9b0
>大変長らくお待たせしました!
雑誌『POSSE』vol.5がついに発売です!
今回のテーマは「どう変わる?ニッポンのセーフティネット」です。
サブ特集は「Jポップは格差社会と闘えるか?」です。
実をいうと、今朝方メールでゲラが来て、修正を入れて送ったところです。さぞかし編集部は鉄火場でしょうな・・・。
内容は次の通りだそうです。
■特集:どう変わる?ニッポンのセーフティネット
濱口桂一郎
日本型システムにおける労働とセーフティネット
日本型セーフティネットからの転換を提言する
白川一郎
企業にこびた「即戦力」教育より英米型の職業訓練を
各国の職業訓練制度を紹介!正社員化ではなく、セーフティネットを
本誌編集部
就職できない職業訓練
―訓練学校民営化の罠―
訓練学校が派遣労働を勧める?
日本の職業訓練制度の矛盾に迫る
川村遼平
失業者を助けられない雇用保険
―POSSEハローワーク前調査報告―
企業の横暴で雇用保険が使えない!
500人の声が明らかにした制度的欠陥
本誌編集部
生活保護行政がつくるハウジングプア
~無料定額宿泊所という「あきらめ」の牢獄~
生活保護窓口が自立を阻む?
貧困ビジネスと行政が連携する理由とは
山森亮
ベーシックインカムが生活保護よりも現実的な理由
ベーシックインカムの意義と歴史的背景とは
そして日本での実現可能性は?
岩田正美
日本型雇用が生んだ若者の「社会的排除」とは
社会保険で格差は是正されない―
若者のが「排除」される社会に必要な福祉政策とは
斎藤幸平
『コモンウェルス』におけるベーシックインカムの位置づけ
アントニオ・ネグリ/マイケル・ハート著「コモンウェルス」書評
『帝国』『マルチチュード』のアントニオ・ネグリ/マイケル・ハートの新刊『コモンウェルス』がついに刊行! 3部作完結編が示した転換とは?
本誌編集部
セーフティネット論がわかるブックガイド10
職業訓練、住宅問題から日本型雇用、ワークフェア、そしてベーシックインカムまで
ここまでがセーフティネット論で、次がJポップ論だそうで、
■サブ特集:Jポップは格差社会は闘えるか?
毛利嘉孝
パンクは新自由主義に敗北したのか
パンクは市場や国家から「自由」になれるのか?
福祉国家が弱体化し、新自由主義が拡大する中、
オルタナティヴな音楽はどこへ向かうのか
烏賀陽弘道
Jポップは格差と闘えるのか
渋谷文化、バンドブーム、カラオケ……
Jポップを生んだ産業構造と消費文化とは?
そしてインターネットと格差社会の影響は?
阿部真大×坂倉昇平
企業主義vsJポップの30年
実はJポップは労働問題を歌っていた!
尾崎豊からミスチル、GReeeeNまで一気に検証!
本誌編集部
ゼロ年代の「労働歌」50選
ゼロ年代に労働はどう歌われたのか?
歌謡曲、アイドル、ロック、HIPHOP……
あらゆるジャンルから選び抜いた50曲。
ふむ、Jポップは労働問題を歌っていたという阿部真大さんの言い分は聞いてみたいですね。
あと、
本誌編集部
検証 民主党マニフェスト ――労働政策の新しさと矛盾点―
非正規雇用対策、派遣法、セーフティネット……
どこが画一的で、どこが危ういのか?
これは、是非、出たばかりの『現代の理論』秋号にわたくしが書いた「労働政策:民主党政権の課題」と読み比べてみたいところです。
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5号のベーシックインカムをめぐる対談のあとがき(感想)を立ち読みしました。
現物給付か現金給付か
じゃなくて
現物給付も現金給付も
ですよ、とか
アクティベーション派の編集子の主張が
どうしても理解できないと吐露する正直な
山森先生が面白かったです
投稿: 匿名 | 2010年2月28日 (日) 17時52分