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2009年10月18日 (日)

日本労働法学会第118回大会

本日、専修大学で標記大会が開催され、わたくしも出席してきました。前回の神戸大会が幻となったため、実質的には1年ぶりの大会です。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jlla/contents-taikai/118taikai.html

早朝からの個別報告は

◦第一会場
■8:30~9:15
テーマ:ニュージーランドにおける解雇法制の展開
報告者:田中 達也(岩手女子高校)
司会 :川田 琢之(筑波大学)
■9:20~10:05
テーマ:精神障害者に対する雇用保障-アメリカ法における『合理的配慮義務』の考察を中心に-
報告者:所 浩代(北海道大学院)
司会 :道幸 哲也(北海道大学)

を聞き、そののち、

大シンポジウム(10:10~12:10 第1~第3報告)
◦統一テーマ「労働契約法の意義と課題」
司会:
西谷 敏(近畿大学)、 和田 肇(名古屋大学)
報告内容:
土田 道夫(同志社大学) 「労働契約法の意義と課題-合意原則を中心に-」
唐津 博(南山大学) 「労働条件の決定・変更の法システムと労働契約法-労働契約法における契約法理(合意原則)と就業規則法理の相克-」
石田 信平(駿河台大学) 「労働契約法の解釈をめぐる諸問題-労働契約の成立・終了および基本的な権利・義務関係について-」
山本 敬三(京都大学) 「民法の現代化と労働契約法」
大内 伸哉(神戸大学) 「総括コメント」

これは質疑がいっぱい出て面白いシンポジウムでした。わたくしも1件質問をしましたが、最後に司会の西谷先生のまとめで言及していただきうれしく感じました。

懇親会ではいろいろな方々から、拙著にお褒めの言葉をいただき、大変恐縮いたしました。ありがとうございます。

あ、そうだ、上の大シンポには民法の内田貴先生も会場にいらしていて、コメントをされていました。今は法務省で民法改正に専従されておられるのですね。

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