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2009年9月 8日 (火)

「tu.mada? on Marketing」さんの書評

8月22日付で、「tu.mada? on Marketing」さんに書評をいただいておりました。

http://d.hatena.ne.jp/tumada/20090822/1250950087

>最も心に残ったのは「労働問題に限らず広く社会問題を論ずる際に、その全体としての現実適合性を担保してくれるものは、国際比較の観点と歴史的パースペクティブである」とする序文であり、その啖呵の通りに本文で論ずるところが素敵だった。

ありがとうございます。「啖呵」とまで言えるかどうかは別として、労働問題という本質的にインターディシプリナリーな学問分野において、どうも近年になればなるほど、法解釈学や理論経済学という「本籍」にのみ忠実で、肝心の「現住所」にはなんだか覚束ない「研究」が多くなっているように感じています。

>そういえば、いわゆる教養好きな私にとって、大学の職業訓練校化は反対だけれど、切羽詰った事態のことを考えると、賛成せざるをえないのかな。たとえば内田先生による純粋な教育を守るためのロジックはあるけど、若干アクロバットなので、対外的な説得力がなー(アカデミズムの人間には通じるんだろうけど)。

いやだから、わたしも哲学は大好きなんですって。ただ、それに哲学科教授以外の職業レリバンスがあるなんて言わないで欲しいだけなんです。

労働者にも教養は必要なんですよ。哲学科だけで哲学をやってるわけじゃない。このへんも、昔の方がセンスがあったような気がする。

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コメント

労働者にも教養が必要というお考え、賛成です。難しいものを読まされる、勉強させられるという意識の強い学生に「必要だから読む」という意識の転換を要求したい感じです。昔の人は「必要だから」マルクスやカント、様々なものを読んで労働者として生きたわけで・・・センスは確かに優れていましたねえ・・以前大原孫三郎や鐘紡、工場法のお話ありましたが、大原総一郎など企業と環境、地域共助システムについても教養にもとづいたセンスがある人ではって思ってますが。お話は変わりますが濱田先生「○○女子大」の院生の講座ではお世話になりました。

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