水谷綾さんの書評
水谷綾さんの「手帳の余白」というブログで、
http://ma-manten.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-41ec.html(8月の本棚からもう一冊)
>製造業に対する非正規雇用問題が注視される昨今。労働法制を多面的(体系的)に捉えるのに、読み応えのある一冊として、濱口桂一郎さんの『新しい労働社会―雇用システムの再構築へ』が、最近の中ではちょっとおススメです。
「すべての労働者に生活と両立できる仕事を保障するということは、その反面として、非正規労働者をバッファーとした正社員の過度な雇用保護を緩和するという決断を同時に意味するはず」という点は、宮台さんの『日本の難点』で示された視点にも通じており、今こういった本質的な労働政策への議論と合意形成が問われていることを痛感します。
うーむ、私の言ってることは宮台真司氏と同じなのかな、と思わず考え込んでしまいますが・・・、
なんにせよ、「読み応えのある一冊」としておススメいただきありがとうございます。
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