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だから、それをリベサヨと呼んでるわけで

kechackさんの「Munchener Brucke」というブログで、

http://d.hatena.ne.jp/kechack/20090925新自由主義と左派の親和性 思い出す90年代前半の政治風景

>日本の左派は環境保護や、公共事業を止めてその予算を社会保障に回して欲しいという願いから、伝統的に公共事業に批判的だ(国際基準では左派は雇用創出を可能にする公共事業を支持するのが普通なのだが、日本は特殊である。)。またケインズ主義の乗数理論に懐疑的なネオリベラリストは公共事業に懐疑的である。

さらに「すなふきんの雑感日記」さんでも、

http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090927/1254053266(新自由主義と左派~同床異夢の原風景)

>新自由主義と左派の親和性は、過去の私が通ってきたややこしい遍歴の中にも散見されるようにも思える。特にわが国では歴史的に右派には国家社会主義の伝統があって、そのことが政府=国家=権力ラインへの左派の反発(反国家・反権力はわが国の左派のトレードマークだった)を喚起してきた大きな要因*2であり、これがねじれて現在の右派による反官僚主義*3につながっているんじゃないかと思ったりする。新自由主義的な政治家がわが国で異常な高支持率を得てしまうのは、国民の底流にあるルサンチマンのようなものと関係しているのかもしれない。

ですから、本ブログで何年にもわたって「リベサヨ」なる言葉を創って言ってきたことなんですが・・・。

(参考)

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_2af2.html(赤木智弘氏の新著その2~リベサヨからソーシャルへ)

>自分が捨てたリベサヨ的なものと自分を救うはずのソーシャルなものをごっちゃにして、富裕層がどんな儲けても構わないから、安定労働者層を引きずり下ろしたいと口走るわけです。安定労働者層を地獄に引きずり下ろしたからといって、ネオリベ博士が赤木君を引き上げてくれるわけではないのですがね。

ついでに、

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_28cd.html(ネオリベの日経、リベサヨの毎日)

>この手の発想には、国家権力がすべての悪の源泉であるという新左翼的リベラリズムが顕著に窺えますが、それが国家民営化論とかアナルコ・キャピタリズムとか言ってるうちに、(ご自分の気持ちはともかく)事実上ネオリベ別働隊になっていくというのが、この失われた十数年の思想史的帰結であったわけで、ネオリベむき出しの日経病よりも、こういうリベサヨ的感覚こそが団塊の世代を中心とする反権力感覚にマッチして、政治の底流をなしてきたのではないかと思うわけです。毎日病はそれを非常にくっきりと浮き彫りにしてくれていて、大変わかりやすいですね。

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コメント

 濱口さん、今晩は。

 「リベサヨ」は、マルクスのの影響を受けたリバタリアンというところでしょうか。片仮名の「サヨク」の一種ともいえるでしょう。

 リベサヨの罪は、国家・官庁を憎むあまり、営利企業に対する目が甘くなり、企業権力の肥大化(そして格差・貧困の進行)に手を貸したことでしょう。

 鳩山政権は、このリベサヨ路線と決別し、本気で格差・貧困問題と向かい合うべきでしょう。
 その意味で国民新党、社民党の福島瑞穂党首と阿部知子政審会長には期待しています(辻元清美国土交通副大臣にはあまり期待していません。)。

投稿: 国道134号鎌倉 | 2009年9月29日 (火) 22時51分

初めまして。
>ですから、本ブログで何年にもわたって「リベサヨ」なる言葉を創って言ってきたことなんですが・・・。

ここでのリベ/サヨはそれぞれ、
経済的なものに関して/政治的信条に関して
ですよね。

2005年の春頃に「ポリティカルコンパス」なるツールが(一応アメリカのものを参考にする形で)日本のネット社会で多少流行ったことがありました。ここでは、政治的に保守かリベラルか、そして経済的に右派か左派かという軸で政治経済に関する立ち位置が数値化が試みられておりました。
つまり、濱口さんが念頭に置いておられるような、経済的にソーシャリスティックかリベラルかという分類がポリティカルコンパスで左翼か右翼か、そして、政治的に右翼か左翼かという分類が保守かリベラルかという形で対応します。

ところが、濱口さんの分類が経済/政治なのに対し、ポリティカルコンパスが政治/経済なので、こんがらがる可能性があるのです。

個人的には、ポリティカルコンパスの方は知っていて濱口さんのブログをぼーっと流し読みする人の中には、濱口さんがおっしゃるリベサヨとポリティカルコンパスでのリベラル右派が対応するにもかかわらず、ピンと来ない人が居るのではないかと案じます。

http://sakidatsumono.ifdef.jp/political-compass.html

投稿: 小野山 | 2010年5月 5日 (水) 09時32分

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