やったもん勝ち・・・再び
政治家やマスコミ人が派遣事業自体がけしかるかけしからんかという議論にうつつを抜かしている間に、そのギョーカイは凄惨なことになっているようです。
そのギョーカイの人が書いている「雇用維新」というブログで、
http://ameblo.jp/monozukuri-service/entry-10323706728.html
>派遣改正の問題やら、偽装請負の問題やら、09年問題やら…。
ぜんぜん根本の問題に触れてくれないので、市場では再びやったもん勝ちの様相を呈してきた( ̄_ ̄ i)
働く時間帯変更したら、抵触日はリセットされる…。
同じ作業だけど多少作っているものが変わったので、リセット…。
同じ作業でも、派遣会社変更でリセット…。
こんな事例が増えている( ̄□ ̄;)
むちゃくちゃです
しかもメーカーが条件を出し、これができるなら契約という流れが出来始めている。
コンプライアンス意識の高い派遣会社や、派遣の今後を悲観して廃業する会社とは、正反対に「儲かってしょうがない」…そうだ(`・ω・´)
下手にコンプイアンスなどと言わず、メーカーの使い勝手のいい業者となり、利益だけを求める…。
そういう業者が求められている現実が再び市場にある。
それでいいのか
そんなんで胸張って生きれるのか
…と言ったところで、そんな会社のオーナーが、羽振りいい姿を見たらどう思いますか
しかも肝心のユーザーが都合のいい方を選ぶ…。
いつかは摘発されるにしても、それまでは儲け放題、やり放題。
最悪処分されたところで、やり方はある。
これが今の派遣問題の元凶だ。
ニーズがあるからギブがある…ではなくニーズがあっても、それに義がなければギブできないようにしなければ意味はないのではないのだろうか
今苦しんでいるのは、むしろ志し有る業者の方だ(T▽T;)
こういう実態をどうきちんと規制していくかという問題意識をオピニオンリーダーの人々も持つ必要があるでしょう。
いまの派遣論議は、資本主義がけしかるかけしからんかばかりに関心を集中して、その資本主義のもとで働く労働者の実態には何の関心もなかった昔の社会主義者に似たところがあるように思いますね。
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濱口先生
小職のブログを取り扱って戴き感謝申し上げます。
先ほどトラックバック記事をエントリーさせて頂きました。
今後も書くということで、少しでも現実とのギャップをわかってもらえたら考えております。
今後とも宜しくお願い致します。
投稿: さる | 2009年8月24日 (月) 10時46分
こちらこそよろしくお願いします。
なお、なぜか当方にトラバは来ておりません。
今までも、何回かそういうことはあったようですが、別に削除しているわけではありません。
もう一度とばしていただくか、あるいはここにリンクしておきましょうか。
http://ameblo.jp/monozukuri-service/entry-10327391291.html">http://ameblo.jp/monozukuri-service/entry-10327391291.html
投稿: hamachan | 2009年8月24日 (月) 11時17分
濱口先生様
失礼致しました。
小職のやり方が間違っておりました(汗
今度はトラックバックしていると思います。
投稿: さる | 2009年8月24日 (月) 13時32分