平易だが高邁で、途中で投げ出したくなる本
夏目孝吉さんの「就職情報研究所Blog」で、拙著が取り上げられています。「採用担当者読書ガイド(本年前半分)」だそうです。
http://bcpsjk.exblog.jp/12150876/(夏の終わりには、混迷する雇用情勢と新卒採用のあり方を考えるために読書をしよう)
取り上げられているのは、まず小林良暢さんの『なぜ雇用格差はなくならないのか』、次に門倉貴史さんの『大失業時代』。最後が山田久さんの『雇用再生』で、その前に
>マクロ的に最近の雇用問題を根本から考えたいという人には、『新しい労働社会』濱口桂一郎(岩波新書)がある。
ということで拙著が紹介されています。
>いかにも岩波新書らしい平易だが、高邁な本で、途中で投げ出したくなる本だが、労働法制の問題点を知るのには、有益だった。
途中で投げ出されては困りますが、「平易で高邁」とはいうのは、まさにわたくしが狙った線でした。
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>平易だが高邁で、途中で投げ出したくなる本
平易なのになぜ途中で投げ出したくなるのかよく分かりませんが、地味だからだということですかね。
投稿: okmania | 2009年8月18日 (火) 19時39分