後藤和智さんの短評
『POSSE』第4号の「なんともはや」鼎談で相当にディスカレッジされた後藤和智さんが、ご自分のブログ「後藤和智の雑記帳」で、「選挙「後」の青少年関連政策を考えるための5冊+α」の中で、拙著を取り上げておられます。こちらも短評。
http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/memo/2009/08/5-c291.html
>労働環境に関する制度、及び法律的問題を考える上での基礎的書物であり、なおかつ現時点で最高の書物。
ありがとうございます。
なお、この5冊とは、
・後藤和智『「若者論」を疑え! 』(宝島社新書)
・苅谷剛彦『教育と平等』(中公新書)
・濱口桂一郎『新しい労働社会』(岩波新書)
・田中秀臣『雇用大崩壊』(NHK出版生活人新書)
・山野良一『子どもの最貧国・日本』(光文社新書)
+αとは、
飯田泰之ほか『経済成長って何で必要なんだろう?』(光文社)、
今野晴貴『マジで使える労働法』(イースト・プレス)
ついでに、『POSSE』鼎談のトラウマでしょうか・・・、
>「実存的解決」だとか「革命」とか「精神的貧困の解消」だとかと比べていまいち人気がないのが「既存の学術的手法や法律の活用」。少なくとも経済問題や労働問題の解決に関してはこれより効果的なものはないと思うのだが。これも精神の貧困というものだろうか。
(参考)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/posse-f863.html(『POSSE』第4号つづき)
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