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2009年8月15日 (土)

「生活給」の興亡

拙著の書評と言うよりも、拙著もネタの一つとして生活給について論じた「紙魚の目」さんのブログ記事。

http://pink.ap.teacup.com/furuya-y/481.html(「生活給」の興亡)

電産型賃金体系から話を始めて、

>戦後の財界で労使関係を扱った日経連などは、当初「生活給」を批判し、職務給への移行を様々に画策して「電産型賃金」の残像を払拭しようと試みました。

 しかし、皮肉にも高度経済成長の結果生じた「労働力不足」や、労働者の会社への忠誠心を養う上で、「生活給」的方法を有効に用いたのは経営者のほうでした。

 電産労組は滅びましたが、その遺産は現在にいたるまで生き延びているといえましょう。しかし、はたして今は亡き電産労組が「成仏」できたのかどうかは、大いに疑問です。

と論じて、拙著の生活給の話を引用していただいています。

>現在、「生活給」によって守られた正社員と、そこから排除された非正規雇用者やワーキングプアの対比が語られるとき、生きるか死ぬかの生活を守る戦いを戦った電産労組はとても「成仏」はできないと思わざるを得ません。

どうやって電産型賃金体系を「成仏」させようというのか、興味を持たれた方はリンク先をどうぞ。

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