高齢者の働きかた
小川浩さんより、清家篤編著『高齢者の働きかた』ミネルヴァ書房をお送りいただきました。ありがとうございます。
本書は、ミネルヴァから続々出ている「叢書・働くということ」の第8巻で、
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32291509
>働く意志と仕事能力がある高齢者がその能力をしっかりと発揮できるような「生涯現役社会」の実現のためにはなにが必要なのか。本書は、マクロ・ミクロの観点、そして政策論から、高齢者の労働に関する全体像を俯瞰する試みである。
第1部 高齢化と労働市場
人口高齢化と高齢者の所得・消費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小川直宏
人口減少・高齢社会の進展と労働市場・・・・・・・・・・・・・・・・・阿部正浩
高齢者の所得保障—国際比較からみたわが国の特徴・・・・・山田篤裕
第2部 高齢者の雇用と就業
高齢者の労働供給・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小川浩
高齢者の労働需要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・奥西好夫
退職金と企業年金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森戸英幸
高年齢者の多様な働きかた—短時間勤務によるワークシェアリングへの展望・高木朋代
第3部 高齢者の雇用・就業に関する政策・制度
高齢者雇用の国際比較・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八木公代
高齢者雇用法制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・関ふさ子
高齢者の雇用・就業促進に向けた政策・・・・・・・・・・・・・・・・・清家篤
「高齢者の働きかた」のまとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清家篤
と、執筆者はいずれもおなじみの方々です。
ちなみに、八木公代さんは現在中労委に勤務していますが、かつてOECDに出向し、そのときに執筆した「高齢化と雇用政策 日本編」が、明石書店から『高齢社会日本の雇用政策』という標題で出版されています。清家篤監訳、山田篤裕・金明中訳です。
http://www.akashi.co.jp/menue/books/2124/main.htm
そのついでに、自己宣伝しておきますと、この日本編も含めた各国編の総集編を、わたくしの翻訳でやはり明石書店から『世界の高齢化と雇用政策』という標題で出版しております。併せてどうぞ。
http://www.akashi.co.jp/Asp/details.asp?isbnFLD=4-7503-2325-X
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