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2009年8月16日 (日)

「浜辺のねじまき鳥」さんの書評

「浜辺のねじまき鳥」さんのブログで、拙著を取り上げていただいています。

http://tutuimemo.at.webry.info/200908/article_3.html

>著者は官僚から研究者へと活動の場を移しながら冷静に労働問題を議論する土壌を模索している。企業で労働問題にかかわっている人にとって本書は、現代日本の雇用問題の変遷と、現在直面している雇用の危機がどのような構造的問題を孕んでいるかを整理するのに役立つと思われる。その上で、“労働”のあり方を、中長期の観点から根気強く考えることが必要だ。

拙著をお読みいただいた方々が、おおむねわたくしの労働問題を考えるスタンスを的確に捉え、積極的に評価していただいていることに、勇気づけられます。

リアルな現実を見ないまま空疎なイデオロギーを振り回して罵倒するような低レベルの「書評」がもう少し出てくるかと思っていましたが、改めて日本の草の根の読者層の質の高さを感じさせられる思いです。

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