日本労働研究雑誌10月号特集は「ヨーロッパ労働法の現在」
本日刊行された日本労働研究雑誌10月号、特集は「ヨーロッパ労働法の現在」です。
http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2009/09/
記事は次の通り。
提言
世界金融・経済危機とEU諸国の対応 (148KB)
ヨーロッパ労働法の今―解題にかえて
オランダの労働法制改革におけるフレキシキュリティ理念と平等原則
変容する「スウェーデン・モデル」?―スウェーデンにおけるEC指令の国内法化と労働法
EU指令の国内法化にともなうスペイン労働法の変化―男女均等待遇と有期雇用縮減への取り組みを中心に
わたくしがEUレベルの動向を概観した上で、ヨーロッパ各国労働法の専門家の皆様が、EU労働法指令の各国労働法への影響について解説しています。
大内先生は、イタリアのことはイタリア人の方に任せて、解題を書いておられます。
スペイン担当の大石玄さんは、左下にリンクしている「博物士」さんであることは皆様ご存じの通りです。
なお、特集以外では、労務屋さんこと荻野勝彦氏の書評が注目です。
読書ノート
小嶌典明 著 『職場の法律は小説より奇なり』
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