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2009年7月28日 (火)

山下ゆの新書ランキング

「山下ゆの新書ランキング」というブログで、拙著が書評されておりました。

http://blogs.dion.ne.jp/morningrain/archives/8609468.html

>ブログでは、宿敵の池田信夫氏と同様、口の悪いところがあるので、いい印象がない人もいるかもしれませんが、・・・・・・

はあ、やっぱり「咆吼」しているように見えるんでしょうか・・・。でも、

>ここ最近、数多くでている労働問題に関する新書の中でも出色の出来。今後、労働問題を語る上で必読の本と言ってもいいのではないでしょうか。

と評価していただいております。とりわけ、

>労働問題に関しては、一方に正社員の既得権を攻撃し規制緩和を主張する池田信夫、城繁幸などがいて。その対極に「小泉改革はすべて悪」みたいな左翼がいて、さらに、若い非正規雇用の人びとの声を代弁するとしている「ロスジェネ」論壇の一陣がいる状況です。
 規制緩和派は正社員の既得権の廃止、特に「整理解雇四要件」を撤廃すれば、雇用が流動化され、非正規雇用の若者にもチャンスが生まれると説きますし、一方、左の人びとは製造業への派遣解禁をはじめとする小泉改革が今の若者の苦境を生んだと主張します。
 そうした対立の中で若者そして多くの労働者は、なかなかこの問題の処方箋を見出し難いというが今の現状でしょう。

 そんな状況に対して、問題を歴史的に分析し、過去からのボタンの掛け違いをきちんと説明してくれているのがこの本

という評価は、まさにわたしが意図していたことそのものですので、ありがたいです。

10点満点で9点頂きました。ありがとうございます。

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