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« 欧州医療部門労使が注射針等による事故の予防に関する協約を締結 | トップページ | アーベルスハウザー『経済文化の闘争』 »

2009年7月20日 (月)

「淫」という字をなくせば淫行が無くなるのか

労働とは直接関係ないけど、黒川滋さんのぼやきにあまりにも共感したので、

http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2009/07/718-c6d2.html

>「淫」「呪」「艶」「賭」などの文字を常用漢字に追加することをとりやめする方向と。学校現場から反対があったため(読売)。

不道徳な文字を無くせば、この社会から良くないことは無くなるのか。「学校現場」は、そういう言霊による呪術で子どもたちに接しているのか。全くもって情けなくなる。

この世の中には良いことも悪いこともあって、それはみな言葉で表現されなければならないのではないか。それなのに文字がないなんて話にならない。ひらがなでもよいが、漢字のもつ成り立ちと構造が、その言葉の本質を表すのではないか。そういうことを教えるのが教育ではないのか。

こんなことに興奮して、文化審議会にクレームつけている学校現場は、イデオロギーばかりやって、教育をしていないことの証拠である。あるいは子どもたちから「淫」の字をつきつけられてヒヒラ笑いされるのが怖いのか、どちらにしても情けない。

いやあ、日本の教育界というのは、本気で「言霊信仰」にどっぷり浸っているんでしょうかね。

まともな「教育問題」をそっちのけにして、イデオロギーの空中戦ばっかりやってきた脳内右翼と脳内左翼の最後の生息地にふさわしいというべきか。

41nzzdf0m0l_ss500_ おーーい、岡本薫さん、古巣に何か言ってよ。

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コメント

> 不道徳な文字を無くせば、この社会から良くないことは無くなるのか。「学校現場」は、そういう言霊による呪術で子どもたちに接しているのか。全くもって情けなくなる。

上記の言霊説はどこかで紛れ込んだ誰かの妄想のようです。

件の報道について、国語分科会漢字小委員会における林史典分科会長の説明が以下に書いてありました。
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=459395&cid=1606763

http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090721/p1
あたりからすると、どうも「対応教材を作れない」という問題が大きいのかも。
また、配るとしても、AIDS対策に学校の場を使えないのと根の同じ問題もありそうです。

上の「臆病者」さんご指摘のリンク先を見ていくと、漢字学者の阿辻委員が、

>自分は「淫、賭、呪、艶」は高校の時に読めていた。なんでそれを教えるのに不都合があるのか。教育上悪い字というのは言葉狩りに繋がらないか。(阿辻委員)

という発言をされていて、その批判の対象となっている「教育上悪い字」という発想は、まさしく黒川滋さんが批判している「言霊信仰」そのものでしょう。

また、これはやや意味不明なところもありますが、納屋委員という高校の校長先生の

>また、「淫」という字に関しては、自分はあってはならないという立場だが、実際に条例での使用例として「淫行条例」がある。これは自立の問題ではないか(すいません、この発言もノートが追いつかずよく理解できていない)。(納屋委員*6)

という発言の「淫」という漢字が「あってはならないという立場」というのも、まさに「教育現場」の「言霊信仰」という印象を受けます。

少なくとも、黒川さんの「言霊信仰」という批判が見当はずれであると証明できるような証拠はどこにもないように思われます。

http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/07/17/064217
まずこちらを読んでいただきたいと思います。

> 少なくとも、黒川さんの「言霊信仰」という批判が見当はずれであると証明できるような証拠はどこにもないように思われます。

いえ、教育現場における言霊信仰の存在と、それが今回の常用漢字からのいくつかの文字の排除騒ぎの直接的な原因になったことを立証すべきなのは黒川さんです。
一般的に、他人を非難する人間は、それに足る理由を説明する責任を負っていると思いますが。
そうでなければ、「ふるかわは品性下劣の大馬鹿野郎だ。否定するなら品性下劣でないことを立証しろ」なんて言い分が堂々と通用してしまいます。

少なくとも今回の読売新聞の記事は誤報あるいは捏造であり、他人を非難する根拠となるものではない可能性が高いと思います。
むろんこれは言霊信仰の不在を証明するものでもありません。黒川さんが他にネタをつかんでいればそちらで非難すればよいでしょう。

だから上のリンク先の発言がそうでしょ。阿辻委員の発言は「言霊」批判そのものではないですか。

高木委員は「これらの字は教材を探すのが非常にむずかしい」から「教育指導上、問題になる」と言っている。つまり、言霊以外の要因で困る、と言っている。「教材が作れない」と悩んでいる人間に「教えちゃいけないなんてことがあるか」とクレームするのは「悩みをきちんと聞いてない」と指弾されてもやむなしでしょう。「阿辻委員は高木委員の資料4の説明をその場で聞いただけなのでうまく理解できてない」と理解するほかない。「教材が作れない」よりも尤もらしくない「(教員集団の)言霊信仰」を問題理解に持ち出す必要もない。
一方で、委員会の合意が「学校で全部教える必要なぞない。その切り方は教育界サイドで主体的に決めてくれ。」という立場なので、基本が冷淡になるのはしょうがない。むしろ「高校が主体的に動けない」のが問題なのですけどね。

常用漢字に入れようというくらい世間で頻繁に使われている漢字に対して、「これらの字は教材を探すのが非常にむずかしい」と発言するということ自体が、言霊思想でしょう。「淫」という字の使われている文献を教室で用いること自体が生徒に心理的悪影響を与えると思っていることが言霊思想でなくてなんなんですかね。
まさか、「言霊思想」という言葉を、本当に言葉(この場合には「淫」という漢字)に超自然的な魔力があって、そのオカルトパワーが生徒に作用すると教育現場の人々が信じ込んでいるという意味で理解されているのではないですよね。

ちなみに、「ふるかわ」氏は黒川さんの方にも同趣旨のコメントをされたようで、それに対し黒川さんの的確な返答がアップされています。

http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2009/07/718-c6d2.html#comments">http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2009/07/718-c6d2.html#comments

>情報ありがとうございます。とりやめる方向だというのは読売の誤報ですね。ただし「学校現場」とやらをベースにしたとりやめの提案はあったようですね。

>分科会長や他の委員は適切な判断をされたようですが、学校現場の意見を踏まえて削除する提案がされたことと、それをめぐって白熱する議論がされたことは確かなようです。

>私が批判しているのは、文化審議会ではなく、そこに言霊崇拝の論理を持ち込んでくる「学校現場」に対してであることをお読みとりください。

そこに引用されている産経の記事が事態をよく伝えているようです。

産経の記事というのはこれのことでしょうか。

> 委員の1人が「子供は漢字を文脈の中で理解して覚えるが、教師は『淫』などの字をどう適切に教えればいいのか」と削除を求めると、別の委員がこれに反発。「中高生になればみんな知っている。要は教え方の工夫の問題だ」と切り返し、「規制すれば言葉狩りになる」と語気を強めた。他の委員からも「残すべきだ」とする意見が出された。

これではぜんぜん話がかみ合っていません。
スラッシュドットの記事
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=459395&cid=1608883
によると、パブリックコメントのポイントは
* 用例が少ない
* 用例を使っている文章が、現在国語の教材に使われていない類のものである
の二点ですから、まさにその「教え方の工夫」が難しいので当用漢字への追加候補から外せと言っているわけです。
特定の字を「規制すべき」などとは誰も主張していませんし、
> 「淫」という字の使われている文献を教室で用いること自体が生徒に心理的悪影響を与える
などとも誰も言っていません。

(「中高生になればみんな知っている。」のであれば、あらためて当用漢字化する必要もなさそうですが…)

> 常用漢字に入れようというくらい世間で頻繁に使われている漢字に対して、「これらの字は教材を探すのが非常にむずかしい」と発言するということ自体が、言霊思想でしょう。

教師らが教材づくりがテクニカルに難しいと言っているのに、なぜ信用しないのですか?

だから、本当に用例が少ないのであれば、そもそも常用漢字の候補にもなるはずがないでしょう。これは用例のコーパスを(中身の道徳性不道徳性は一切顧慮せずに)頻度順で出したものでしょう。
用例は結構あるのです。ただし、教師が教室で使うには躊躇するような用例なのでしょうね。

それ以外に、合理的に説明できる説明があれば述べてください。

上のあなたのリンク先のスラッシュドットの記事で人がこう喋っているというのは、説明になっていません。「噛み合っていない」のは、情況をそのままに説明していないからだとしか考えようがありません。

あえていえば、「用例を使っている文章が、現在国語の教材に使われていない類のものである」というのが、まさに「淫」の字をいやがっている理由のユーフェミズムでしょう。その発想を「言霊思想」と呼んでいるということが分かりませんか。

当人が「俺は言霊を信じている」というはずはないわけで。

> あえていえば、「用例を使っている文章が、現在国語の教材に使われていない類のものである」というのが、まさに「淫」の字をいやがっている理由のユーフェミズムでしょう。

新しく教材を用意するのが面倒だから嫌がっているとは考えないのですか?教師たちはまさしくそう主張しているのですが、なぜ信じないのですか?

私は教師連中は言霊信仰の持ち主ではないと主張しているわけではないんです。
今回の事件からは、それを読み取る事が出来ないと言っているだけなんですが。

新しく常用漢字を追加すれば、どんな字であっても、新しく教材を用意しなくてはいけないのですよ。

なぜ、ほかの追加文字ではなく、「淫」という字だけ「新しく教材を用意するのが面倒」なのか、納得できる説明はどこにもないように思われます。

正確に言えば、当初の記事からすると、「淫」「呪」「艶」「賭」というたぐいの文字だけ「新しく教材を用意するのが面倒」で、それ以外の同じように現在の教材には含まれていない追加文字については「新しく教材を用意するのが面倒」ではない、ということのようですね。その(どこまで意識しているかは分かりませんが)価値判断基準を、黒川氏にせよ、私にせよ、問題にしているということが分かりませんか。

それを「言霊思想」と呼んでいるのだということですがね。

(追記)

ちなみに、「なぜ信じないのですか?」というような新興宗教的な台詞をいきなり出されても困りますよ。信じるも信じないも、まずは言ってることが論理的に整合性があって、破綻していないかどうかを確認した上での話でしょう。

それとも「きたむら」さんは、人に指示された文章は中身の如何に関わらずまず「信じる」のでしょうかね、そんなお人好しには見えないのですが。

国語の教材の状況がよく分からないのですが、
淫の字が使えないなら、「ひらがな」に置き換えて
使えばいい。あるいは、新しく教えることにするなら、
ひらがなを漢字で書けばいい

そういうレベルで済むなら、教材の内容にあんまり
影響はない訳で

> だから、本当に用例が少ないのであれば、そもそも常用漢字の候補にもなるはずがないでしょう。これは用例のコーパスを(中身の道徳性不道徳性は一切顧慮せずに)頻度順で出したものでしょう。
用例は結構あるのです。ただし、教師が教室で使うには躊躇するような用例なのでしょうね。

ですから、あなたのこの文章ははただの決め付けなのですよ。

http://www.asahi.com/culture/update/0131/TKY200901310206_01.html
> もっと軟派の本もある。昨年6月の小委員会で話題になったのが官能小説。前月に公表された追加字種の第1次候補案に、「濡(ぬ)」れる、「覗(のぞ)」く、「撫(な)」でる、「淫(みだ)」らといった漢字が入っていた。それが官能小説の影響ではないか、というのだ。
> 日本新聞協会用語専門委員の金武伸弥さんは協会内で出た意見として、調査で使われた単行本の分野や作家にかなり偏りがあると指摘した。たしかに、540点の単行本の中に『柔肌ざかり』『インモラルマンション』といった題名の小説が26点ある。

これが事実なら、「用例が結構ある」という前提があやしくなってきます。

あなたは、「淫」の字のために必要ならば、学校教材でポルノ小説を題材にすることもいとうべきではないと考えておられるのですか?

ですから、軟派の本だからといってわざわざ排除することなくデータを出したわけでしょう。「中身の道徳性不道徳性は一切顧慮せずに」と、私はそういっているわけです。

私の引用文が「決めつけ」と言われていますが、ふるかわさんの仰っていることは何らそれに矛盾していないように思いますが。矛盾しているならそれを示してください。

あなたがいきり立っているのは、「学校教材でポルノ小説を題材にすることもいとうべきではないと考えておられるのですか」という価値判断の部分でしょう。

あなたがそのような価値判断をされること自体をここでとやかく申し上げるつもりはありません。ここは神々の戦いをするところではありません。少なくともブログ主である私は、ここでイデオロギーの空中戦をするつもりはありません。

私がはじめからずっと疑義を呈しているのは、このコメント欄をはじめからお読みになる冷静な方には疾うにおわかりの通り、ふるかわさんがついに明確に示された一定の価値判断に基づく特定漢字の排除という事態を、あたかもそうではなく、イデオロギーとは無関係のテクニカルな問題であるかのように言いつのろうとする態度が、知的誠実性に欠けるものであると言わざるを得ないからです。

あなたが最初に引用されたスラッシュドットのリンク先も含め、もっと率直に、ポルノ的な文章を用例として用いざるを得ないような漢字はいかに現実社会に用例が多くても常用漢字に入れるべきではないと、素直に仰ればよかったのですがね。その思想を黒川さんは「言霊」と呼んでいたわけで、その表現が気に入るかいらないかは別にして、少なくとも客観的な事実認識としては別段違いがあるわけではなくなります。そうすれば、あとは事実認識の問題ではなく、価値判断の問題です。上述のように、ここで人様の価値判断に容喙する気はありません。少なくとも直接労働問題と関係ない話題で、ぐだぐだとやるつもりはありません。

私がこの話題を引っ張ってきた唯一の動機は、ほんとはイデオロギーが問題なのに、それを隠してテクニカルな問題だなんて嘘つくんじゃねえ、というだけのことですから。

まあ、ここまで引っ張ったあげく、ようやく正直ベースの発言が出てきたところで、いい加減打ち止めにすべきでしょう。

(追記)

念のため、特定ジャンルの文学の用例は日本語の「用例」に該当しないという立場は、論理的にあり得ませんよ。そういわんとしているかのごとき表現が上にありますが、それは無茶です。

特定ジャンルの文学の用例は、常用漢字の選定基準とすべきでないという価値判断はありえますが、それはそのように表現すべきでしょう。

> ポルノ的な文章を用例として用いざるを得ないような漢字はいかに現実社会に用例が多くても常用漢字に入れるべきではないと、

そもそも「淫」の字は常用漢字ではありませんから用例も「すごく多くはない」でしょう。いかに多くとも、というレトリックは不当です。

テクニカルな問題ならばポルノでもなんでも使って解決してしまえとあなたがおっしゃるならわかりますし、非常に一貫した主張だと思います。(そう思って質問したところイデオロギスト呼ばわりされてしまいました…)

あるいは教師たるもの万難を排して教材を見つけるのが常識だとお考えでしたら、それも非常に一貫していると思います。(教師の多忙さを考えると、わたしには常識とは思えませんが…)

イデオロギーの話をするならば、教育要綱や常用漢字そのものがイデオロギーの産物です。あなたがご存知ないわけがないでしょう。
その話をするのですからいかにテクニカルな話題だといえイデオロギー色が出るのは避けられませんよ。

> 矛盾しているならそれを示してください。
まとめます。
・「淫」や他の字はそれなりに用例があるが、常用漢字ではないことを考えると、それなり程度でしかない。
・教材には教育要綱にそったものを用意する必要があり、ポルノは無理。
・ポルノ以外での「淫」の字の用例は多くない←これは教育現場からの報告や朝日の記事を信じるなら
・なので「淫」の字を教えることができる教材を用意するのは難しい。
・それなり程度の用例の「淫」の字を教えるためにそこまで手間をかけられない。教材の数もむやみに増やせない。←教育現場の報告を信じるなら
・なので常用漢字の候補から外して欲しい。

矛盾といいますか、言霊を持ち出さなくても十分了解可能だと思いますがいかがですか。

反対論にイデオロギー色が出るのはやむを得ませんし、総体として教師が非常に事なかれ主義的なのも存じております。
本当に「現実社会に用例がたくさんあるんだから教材なんてすぐに用意できる」のなら、教師の怠慢よりも言霊信仰のほうが妥当かもしれません。

あらためてお聞きしたいのですが、あなたのお考えは
1. 「淫」の字などは現実社会に実際に用例がたくさんあるのだから、教材を用意するのは考えるまでもなく容易。
2. 実際に字を教えることが大事だから、必要ならばポルノを教材にしてもよい。
3. 教材の準備はいかに困難であっても教師の義務。やって当然。
の中にありますか?むろん表現は変えてくださって結構です。
わたしは1.のつもりでいました。

長々と書いた挙げ句に申し訳ありませんが、追加させてください。

ポルノ小説でない用例だからといって、ただちに教材に採用できるわけではありません。
どの漢字でも同じですが、特定の漢字の用例を含む文章を文脈の元で教えられるだけの長さで新たに用意する必要があります。授業で使える教材の量は限られますので、新教材を追加すれば何かを外す必要もあるでしょう。
そういった教材総体で教えるべき字の集合をカバーする必要がありますから、事は単に教材の追加ではすまない。

ポルノに限らず、文部省の学習指導要領的にも使えない・使いづらい文章もあるでしょうから、そこにイデオロギー臭を感じるのも当然なことだと思います。
(思い切り簡略化しますと、教科書には「堅い」文章が載りますから、そこから「淫」の字を用いていて、他の教材との整合性を取れるものを探すのは難しい、ということです)

つまり、教育現場はあるイデオロギーの下にあり、その下でテクニカルに困難な問題が発生するが、しかしそのイデオロギーは学習指導要領に発するものであり、あえて言霊思想を持ち出すまでもない。

> (追記)
> 念のため、特定ジャンルの文学の用例は日本語の「用例」に該当しないという立場は、論理的にあり得ませんよ。そういわんとしているかのごとき表現が上にありますが、それは無茶です。

おっしゃる通りです。誤解を与える表現がありましたらわたしの責任です。

> 特定ジャンルの文学の用例は、常用漢字の選定基準とすべきでないという価値判断はありえますが、それはそのように表現すべきでしょう。

こちらについては、そのような価値判断を示したつもりはございません。

誰でも知っている用例ですから、いままで出すのを控えてきましたけれど、まさか、聖書の十誡をお忘れではありませんよね。

世の中に「淫」な現象はたくさんあるのですよ。古代から現代まで。

そういう「事実」のレベルの問題と、それを教育現場で扱いたくないという「価値判断」の問題が、いつまでたっても北村さんの頭の中ではごっちゃのままで議論されているようで、正直徒労感でいっぱいです。

上でも書いたように、ここは労働問題に関するブログであって、「淫」に関するあるべき論を論ずるつもりはありません。
わたしは古典的な学問観の持ち主であって、ザインとゾレンをごちゃごちゃにしているのを見ると我慢できなくなるというだけであって、「淫」についてのゾレンの議論につきあうつもりはありません。

あなたが最初からべき論だけ言ってたのなら、「まあ、そういう意見もありますな」ですんでいたのですが、最初に「上記の言霊説はどこかで紛れ込んだ誰かの妄想のようです。」と、黒川氏を嘘つき呼ばわりしたのが問題の発端です。

結局あなたは「あなたは、「淫」の字のために必要ならば、学校教材でポルノ小説を題材にすることもいとうべきではないと考えておられるのですか?」と、その動因がザインではなくゾレンのレベルであることを「告白」されたので、話はそれで済んでいます。それ以上、この場であなたのあるべき論につきあうつもりはありません。

いろいろ言われていますが、ゾレン抜きの事実認識論として立論しておられるわけではなさそうなので、話はこれでおしまいです。それ以上あるべき論を展開されたいのであれば、それにふさわしい場所でやってください。

もしどうしてもこの場で論じたいのであれば、ゾレンは抜きにして論じてください。あなたがザインのレベルで人を嘘つきと批難したことの論拠にゾレンのレベルの議論を持ち出すのはルール違反です。

> まさか、聖書の十誡をお忘れではありませんよね。

十戒の「姦淫してはならない。」は申命記5章18節にありました。
この前後を読んでも「姦淫」は唐突に出てきた感じがあり、文脈とともに字を学ぶのは難しそうです。
学習指導要領に適合しているかどうかもわかりません。
なんとか採用するにしても、かわりに落とさざるを得ない教材がでてきますから、残りの教材で落としたものがカバーしていたものを拾わなければなりません。
結局、教材選択はパズルのように最適な組み合わせを探すことになります。
特定の宗教の教典を国語の教材にするという問題もありますし、聖書の十戒は「淫」の字を学ぶ教材には向いていないと言わざるを得ません。

> 世の中に「淫」な現象はたくさんあるのですよ。古代から現代まで。

現象も用例もあるとは思いますが、これらを教材へ採用するにあたって「十戒」と同じような問題が起きない事を確認するにはけっこうな手間がかかると思います。

もちろん、私も「淫」な文脈を教えたくないというトンデモ言霊教師はうようよしていると思いますが、ひとまず別の話です。

> 最初に「上記の言霊説はどこかで紛れ込んだ誰かの妄想のようです。」と、黒川氏を嘘つき呼ばわりしたのが問題の発端です。

これは黒川さんやhamachanさんを嘘つきよばわりしたのではありません。
どこか=委員会か新聞社かその間、誰か=委員の誰か記者かその間、という意味です。
とんでもない誤解です。はっきり書くべきでした。本当に申し訳ございません。
後から黒川さんのところに書いた時はもう少し情報があったので、「誤報や捏造に近いもの」と書きました。
最初にこのエントリを見たときは痛快痛快と思った口なので、信じてください。

わたしは精神科にお世話になっていますので、「妄想」という言葉に価値判断はこめないのですが、それもうっかりしていました。

>結局あなたは「あなたは、「淫」の字のために必要ならば、学校教材でポルノ小説を題材にすることもいとうべきではないと考えておられるのですか?」と、その動因がザインではなくゾレンのレベルであることを「告白」されたので、話はそれで済んでいます。

これも反語的な質問のつもりだったのですが…

ところで、「北村」さんとはどなたなんでしょうか??

>ところで、「北村」さんとはどなたなんでしょうか??

すみません、ひらがな4文字の名前の書き込みをされた別の方と混線してしまったようです。

内容については、すでに上で書いたことに尽きていますので、特段付け加えるべきことはないでしょう。

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