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« 学生をかえせ(笑) | トップページ | 厚労省を分割すべき正当な理由 »

2009年5月25日 (月)

ぼやき

そりゃね、もっぱら公務員数の大小だけで「大きな政府」「小さな政府」を測るんなら、「小さな政府」で「大きな福祉」ってのはじゅうぶんありうるよ。

だけど、たとえば予算額の大小で「大きな政府」「小さな政府」を測るんなら。「大きな福祉」即「大きな政府」、「小さな福祉」即「小さな政府」でしょ。

そうじゃないというためには、いや家族(具体的には嫁さん)が面倒見るんだという70年代の日本型福祉社会論にいくのか、それとも崇高なるボランティアさんたちが労働の対価も求めずに身を挺してくださるというのか、いずれにしても市場経済原理とは激しく反する代物を大量に持ち込む必要があるわけで。

実行部隊が公務員じゃなくて民間人だというのは、労働基本権があるという点では大きな違いだけど、給料の出所が社会保険料を含む広い意味での税金であるという点では何の変わりもないわけで。

まあ、「公共」を叩くことと「福祉」を持ち上げることをくっつけることで、俗情的には一番ウケル議論になることだけは間違いないわけだけど。

そういうのが未だに「ウケ」てるということが、日本の絶望のもとでもあるんだが。

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コメント

何のことかと思ったら山崎元氏の言説ですか。

介護を充実させても実行部隊が民間会社でやれば小さな政府という意味ですかね…??

国民の総医療費は増やす(高福祉)。国庫の負担は減らす(小政府)。
→差分は民間医療保険。で、効率的なそこがカバーしない(クリームスキミングチェリーピッキングから漏れる)ハイリスク層は不利益をこうむれ、とか。

朝日の安心勘定・我慢勘定二本立て説とか。

ふむ。

最近知ったのですが高橋洋一氏も小さな政府で社会保障は十分といっているようですね。
言ってることは数年前からブレなく(オルゴール)、項目で言うと、埋蔵金-地方分権-小さな政府などで。
具体的には地方が税をとって(=消費税率などを上げて)地方の住民のサービスにあてろと。
「霞ヶ関」「中央」政府だけ小さくなれば満足と。
それでうまくいくとも思?

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