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2009年5月13日 (水)

契約店長過労死:正社員並み賠償合意 すかいらーくと遺族

これは興味深い記事です。毎日から。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090514k0000m040126000c.html

>外食産業大手の「すかいらーく」(本社・東京都武蔵野市)で非正規の契約店長として働いていた埼玉県加須市の前沢隆之さん(当時32歳)が、長時間労働が原因で過労死した問題で、遺族と遺族が加入する労働組合は13日、正社員の年収計算での損害賠償、再発防止などで会社側と合意したことを明らかにした。生きていれば受け取れるはずだった「逸失利益」を正社員と同じ年収で算定した。今回の合意は、非正規と正規の格差是正に影響を与えそうだ。【東海林智】

店長が長時間労働で過労死したというよくある話なんですが、本件の特徴は、その店長が正社員ではなく、非正規労働者であったということです。非正規の店長という最近増えてきた存在について、裁判所の判断ではないにしても、一つの考え方を示したという意味で、興味深いものがあります。

>損害賠償の逸失利益は通常、年収を基に計算される。同社では非正規の店長と正社員の店長では年収で約100万円の差があるが、前沢さんは、店長として正社員と変わらない重い責任を持たされていたとして、正社員と同じ年収で算出した額で支給されることになった。

正社員と非正規の賃金格差を正当化するロジックとして、正社員は重い責任を負っているけれども、非正規労働者はそういう責任がないから、格差があってもいいんだという、同一責任同一賃金論がありますが、1年契約の非正規の店長でも、店長としての責任は正社員の店長と変わるところがあるはずはありませんから、やはりそろそろ根本からの議論をし直す必要が出てきているというべきなのでしょうね。

あ、念のため、そもそも正社員であれ、非正規労働者であれ、過労死しないような労務管理が最重要であることはいうまでもありません。

>再発防止策では、労働時間を客観的に把握する仕組みを導入することや健康管理対策の強化を盛り込んだ。会社側は「(過労死は)当社の安全配慮義務違反に起因する」として、時間管理や健康状況の把握が不十分だったことを謝罪した。

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