偽装請負は本当にいけないのか?
これまた、昨日の学会で報告するはずだった中身とほぼ同じことを、去る3月に派遣・請負会社のためのサポートセンターというNPO法人主催の講演会で喋り、その一部が「製造派遣・生産請負業界専門誌」である『ものづくりサービス』(労働新聞社)という雑誌の5月号に掲載されております。
http://www.rodo.co.jp/periodical/monozukuri/
>派遣労働の日雇い派遣原則禁止を建議した労働者派遣法改正案。改めて更なる規制強化(製造業派遣への禁止など)の声がとり沙汰されている。NPO法人、派遣・請負会社のためのサポートセンターでは、派遣法改正について現実を見据えた冷静な議論が進む事を期待し、その一助として、各界から講師を招き勉強会を行っている。今回は労働政策研究・研修機構統括研究員、濱口桂一郎氏が派遣法や請負について、過去の経緯や、本当に必要な議論とは何なのかを明らかにした。
http://homepage3.nifty.com/hamachan/monodukuri.html
冒頭、いきなり「偽装請負は本当にいけないのか? 」と問いかけております。
講演録ですので読みやすいと思います。
ちなみにこの雑誌、昨年の8月に創刊され、この5月号が通算5号。編集長の由比藤準治さんというお名前にご記憶はありませんか。
静岡県で高校生向けに労働法教育を行っているNPO法人「人財フォーラム」の代表をしておられる方なんですね。
厚労省が昨年から開催した「今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会」でお呼びしてお話を伺ったこともあります。
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