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2009年3月29日 (日)

家が広けりゃ成績がいい

社会経済生産性本部が「公共・行政サービスの生産性 ~都道府県・市区町村別にみた生産性指標~」というのを発表しています。

http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/01.data/activity000910.html

正直言って、「公共・行政サービスの生産性」ってなんで測るの?というところに重大な疑問があるので、「生産性」ばなしとしてはいささかどうかという代物ではあるんですが、「生産性」という概念をとりあえず括弧に入れて、示された結果を素直に見ると、これがなかなか面白い。

まず、「教育分野の生産性」で、「生徒あたり教員数・教育費などに対する学力テストの成績」を生産性と定義しているようで、そこはいささかですが、興味深いのは

>都道府県別の小学校及び中学校教育における全国学力テストの平均点は、世帯所得や(予備校代等が含まれる)補助教育費ではなく、住宅床面積と高い相関関係がみられた。これは、広い家に住んでいる都道府県ほど学力テストの成績がよくなる傾向にあることを示唆している。

というところです。住宅が教育の成果に影響しているわけですね。子どもの学力を上げるには、まずは子ども部屋が持てるような住宅の確保から、ということですか。

次が「警察サービス(犯罪予防)の生産性」で、「刑法犯の検挙率・犯罪発生率・窃盗犯発生率について、警官数と交番数から効率性(生産性)を測」っているんですが、当然のごとく、

>最も効率性(生産性)が高いのは岩手県と秋田県であった。一方、三大都市圏の都道府県が下位に並んでおり、警官数や交番数が多くいる割に刑法犯の発生率や窃盗犯の発生率、検挙率の点で厳しい状況にあることを示している。

そりゃ、警察官や警察組織自体の生産性じゃなくて、警察がその中で活動する社会の共同体的性格というか犯罪に対する社会的雰囲気の問題でしょう、と思いますが。大都会に住むというのは、そういう社会的圧迫感なしに「名無しさん」として住めるというメリットがあることじゃないんですかね。そういうのを「生産性」という言葉で分析してみて何か意味があるんでしょうか。

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コメント

>住宅が教育の成果に影響しているわけですね。子どもの学力を上げるには、まずは子ども部屋が持てるような住宅の確保から、ということですか。

『プレジデントファミリー』だったか、似たことを書いてました。
曰く「成績のよい子供は家で勉強するとき机が決まっていない」、家の中を日によってあちこち移動しながらプリントゴッコ自習しているイメージです。
理Ⅲ本で有名な和田秀樹さん(お受験評論家の医師)がそれは凄いって相槌を打っている記事で、要するに「親が頭がよくて裕福なら、子供は広い家に住めて、目の前の問題に集中できる」ということらしいです。何も言っていないじゃないかと思うんですが。

住宅床面積と成績の相関、だから子ども部屋のあるほうが、って、ぶらり庵には、「マユツバ」な感じですね。ぶらり庵が成長したころの日本で、子ども部屋持ってるような子どもなんてどれくらいいたかな、そもそも、日本に「子ども部屋文化」ってなかったでしょ。だけど、昔の日本人が、今と比べて成績が悪かったとは思えませんし、そう簡単に「相関」って言っていいのかなあ。

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