日本の雇用のあり方を考える
講演の案内がネット上に公開されていることに気がつきましたので、私のブログでも紹介しておきますね。
http://npo-jhk-support119.org/upload/20090325seminar3/20090325seminar3annai.pdf
~派遣・請負問題検討のための勉強会~
日本の雇用のあり方を考える
主催:NPO法人 派遣・請負会社のためのサポートセンター
アメリカ発金融恐慌は、今や、実体経済まで大きく揺るがし、100 年に1 度といわれる世界同時不況による雇用不安を引き起こしています。特に、製造業の大規模な減産により、派遣社員などの非正規労働者の多くが、雇用を失うという事態をまねいています。こうした状況の中で、規制緩和により拡大してきたといわれる派遣労働の日雇い派遣原則禁止を建議した労働者派遣法改正案に対して、改めて更なる規制強化(製造業派遣への禁止など)の声が取り沙汰されています。
派遣制度が広く社会に定着しつつある現在、派遣で働くことを直接雇用などの他の働き方に比べ否定的なものと捉えず、“その本来の社会的役割を発揮しつつどう派遣で働く人の保護(セーフティネット)をしていくべきか”という観点で活動を進める当NPO法人としては、こうした現象面の感情に流された論調の広がりを大変危惧しています。
こうした状況を踏まえ、当NPO法人としては、派遣法改正について現実を見据えた冷静な論議が進むことを期待し、その一助として各界から講師を招き、派遣問題を様々な角度から考えるための問題提起を頂く場として、この派遣・請負問題検討のための勉強会を継続して開催していくことと致しました。
今回は、労働法政等の専門家でEU の労働法政等にも詳しく、派遣・請負問題も含め日本の雇用、労働問題のあり方に対し幅広い知見を提起されている労働政策研究・研修機構統括研究員の濱口桂一郎氏(前政策研究大学院大学教授)をお招きし、表記テーマでご講演頂きます(“派遣規制問題”、“セイフティーネットの問題”に触れていただきます)。是非ご参加頂きますよう下記の通りご案内いたします。(なお、次回は5 月下旬開催予定です、決定次第ご案内いたします。)
ということです。
ちなみに、これは第2回目で、第1回は八代尚宏先生が講演されたようです。
http://npo-jhk-support119.org/upload/20090219seminar/20090219seminar2annai.pdf
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