糾弾されるべきはお前だ!
またまた、今度は経済産業省出身の脱藩官僚氏の妄言です。曰く、「糾弾されるべき与謝野大臣の妄言」
http://diamond.jp/series/kishi/10031/
まあ、与謝野大臣も時たま変なことをいうので、何かトンデモ発言でもしたのかな?と思いきや、なんと岸博幸氏の目に「糾弾されるべき」と映ったのは、
>与謝野大臣がとんでもない発言を国会で連発しました。一つは、「(規制改革会議に関連して)規制緩和はすべて善という信心がはやったが、間違った信心だ」
ほほおお、つまり、脱藩官僚氏にとっては、「規制緩和はすべて善」というのが唯一の正解であって、「規制緩和の中には善でないものもある」という考えは糾弾すべきものなんですねえ。まさしく与謝野大臣のいわれる「信心」という用語がふさわしい狂信の徒の発想といえましょう。
>与謝野大臣は小泉政権の後半に自民党政調会長、経済財政政策担当大臣といったポジションに就いていました。規制改革について言えば、その間も規制改革会議は活発に活動していたのに、何故そのときは何も言わず、今になって規制改革を非難するのでしょうか。
おそらく、小泉政権の間は怖い総理に逆らうのが恐ろしくて黙っていただけなのでしょう。それが、怖い小泉さんの重石がなくなったので、安心して好き勝手を言い出したとしか思えません。
なるほど、プロレタリア文化大革命が猛威をふるっているときに、内心を隠して「毛沢東思想万歳!!!」と叫んで生き残りを図り、毛沢東が死んだとたんに走資派の本性をむき出しにするような輩は許せない!糾弾されるべきだ!というわけですな。
お前は守旧派だ!と人に三角帽子をかぶせて悦に入っていた紅衛兵の生き残りにふさわしい発言と申せましょう。自分のこれから行く末を想像すると、ますます糾弾したくなりますねえ。
« 第2法則の証明 | トップページ | 日本の雇用のあり方を考える »
コメント