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2009年2月 2日 (月)

東京新聞1/30夕刊の記事

ネット上には載っていませんが、1月30日の東京新聞夕刊の社会面に「非正規労働者の味方のはずが・・・「就職資金」ハードル高く」という西田記者の記事が載っています。

その最後のところで、連合の長谷川さんと私のコメントが並んで載っています。

長谷川さんのコメントは、連合の主張する「就職・生活支援給付」の創設で、実は私はそれに反対というわけではないのですが、この就職安定資金融資制度の関係で、こういう風に喋っています。

>雇用保険とは別に欧州型の失業扶助制度を導入すべきだという議論があるが、渡しきりで何年ももらい続け、労働市場に戻らないという難点がある。期間限定で貸し、就職したら返さなくていいという就職安定資金の仕組みならモラルハザード(倫理観の欠如)を起こす可能性は低い。使い勝手をよくし、恒常的な制度にしてはどうか。

制度自体の問題であるモラルハザードにわざわざ「倫理観の欠如」という適切でない訳語を注釈するというマスコミの通例はいつものことですが、それは別にして、まあ趣旨は伝わるでしょう。

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