フォト
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« WEDGE大竹論文の問題点 | トップページ | 足りないのはアイデアではなく財源である »

2009年1月23日 (金)

おとぎばなし

むかしむかし、ある国に、平民たちと奴隷たちがおりました。奴隷たちはひどい扱いにたえかねて、俺たちを平民と同じに扱えといいました。

そこへやってきたある男がいいました。平民たちを奴隷の身分に落とせばよい。みんな奴隷になって平等になる。

それをきいてある奴隷たちは、そうだそうだといいました。

そのやりとりをきいていた異国の人がいいました。平民を奴隷にひきずりおろしても、きみたちは奴隷のままなんだよ。ひどい扱いにかわりはないんだよ。

そこへまた別の男がやってきていいました。いやいや、奴隷たちを平民の身分にひきあげればよい。みんな平民になって平等になる。

それをきいてある平民たちは、そうだそうだといいました。

そのやりとりをきいていた異国の人がいいました。奴隷がいるときの平民と奴隷がいないときの平民はちがうのだよ。奴隷のいない平民はいままでの平民より地位がさがるだろう。それがわかっているのかな。でも、その方が本当のあるべきすがたなんだよ、と。

« WEDGE大竹論文の問題点 | トップページ | 足りないのはアイデアではなく財源である »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: おとぎばなし:

« WEDGE大竹論文の問題点 | トップページ | 足りないのはアイデアではなく財源である »