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2009年1月20日 (火)

じわじわと

昨年末あたりから新聞、テレビを始め、多くの取材を受けるようになりました。雇用労働問題が、本格的に国政の最重要課題の中の最重要課題になりつつあることをひしひしと感じます。

その中でも、特に派遣の関係では、どのマスコミもはじめはやや感情的ないし「政局」的な製造業派遣禁止論に傾いていたのが、過去の歴史や国際的な比較をふまえたきちんとした説明をすることによって、より的確な政策方向に舵を変えてきていることが窺われます。

専門的知見による冷静な説明は、最初のうちは一知半解の威勢のいい「ぶっ壊せ」論に比べて軟弱な議論をしてやがるという風に見えますが、時間がたつにつれ、じわじわとその価値が分かってもらえるものです。

どんなときも、時代の風に乗ってるだけの威勢のいいだけの一知半解の議論は、風がなくなったとたんに失速して墜落するのです。

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