生産性新聞アンケート
社会経済生産性本部発行の『生産性新聞』1月15日号に、「2009年経済・労働情勢に関するアンケート」が載っています。「学識者」という欄に、なぜか私も顔を連ねています。私に学識があるかどうかは別にして、私の回答は以下の通りです。
1 2009年の景気:やや悪化する
2 日本の経済社会全体にとっても2009年の重要課題:
<1>貧困・社会的排除への対処
<2> 包括的な労使関係システムの再構築
3 2009年の春期労使交渉の最重要課題:賃金
マクロ経済的な観点から賃上げが需要拡大の鍵とまで言われる中で、それを大企業正社員だけでなく、中小零細企業や非正規の労働者にも及ぼせるかが問われよう。
4 日本企業にとって2009年の重要課題
<1>(非正規も含めた)企業レベルの集団性の再構築
<2>不安定な成果主義からより安定した年功度の低い賃金制度への移行
5 米国発の金融危機の影響:やや影響が出ている
(日本経済全体としては)より公平な分配を通じた内需拡大が重要。象徴的には、若者が車を買って休日には遊びに行けるようにすること。
6 2009年を展望する上でお薦めの書:川喜多喬『仕事と組織の寓話集』
2年前の本ですが、労働問題の本質への洞察がこれだけ詰まった本をほかに知りません。
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