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2009年1月10日 (土)

大学受験の職業レリバンス

まあ、ネタと思ってお読みいただければ・・・。

産経から、

http://sankei.jp.msn.com/life/education/090110/edc0901102334005-n1.htm世相映す大学受験 ノーベル賞で理系人気、外資破綻で経済敬遠も

>今週末の大学入試センター試験を皮切りに、本格的な大学入試シーズンが始まる。大手予備校による志望動向の分析では、理系で特に物理の人気が上昇しており、昨秋からの“ノーベル賞効果”が明らか。東大などの上位校では経済学部の人気が下降気味で、関係者は「リーマンなど外資系企業の破綻が受験生の心理に影響を与えているのでは」と、世界的な金融危機の影響を指摘している。

まあ、なんにせよ、理科系に優秀な頭脳が向かうのはいいことです。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_8368.html(理科が大事!)

>上位層に絞ると、代々木ゼミナールの11月模試で東大文1(法)が11%増、文2(経)が11%減で「経済敬遠」が明確になった。坂口幸世入試情報センター本部長は「早稲田など私大上位層でも同じ傾向がある」とし、「金融危機で外資系企業が引き揚げる動きがあり、『官僚より外資系』というエリート像を描いていた生徒はショックだったのでは」と推測する。

経済学の職業レリバンスが下落したということでしょうかね。

実体経済とかけ離れたところでカネをもてあそんだ金融工学とかのイメージで経済学を見られると、確かにそうなってしまうのかもしれません。

でも、そうじゃない立派な経済学者も多いのですよ、受験生諸君。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_54bc.html(大瀧雅之氏の金融立国論批判)

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コメント

受験となると、
やはり教授の教えがあとから響いてきますよね

凄く学べました

最近の若い子は、安定志向が強いらしいですね。その分、経済のあおりを受けやすい経済関係は人気下降気味なんですね。なんとなく理解できます。

また理系からノーベル賞が出て慶賀

http://kitanotabibito.blog.ocn.ne.jp/kinyuu/2010/10/post_0ccc.html

「大卒失業、職業学校卒需要拡大、中国の話だが。

時々新華社の英語版HPをのぞいている。中国のメディアが対日問題等をどのように報道しているかを見ておくためだ。そんな時余り日本のメディアが注目しない中国の社会事情に関する記事に出くわすことがある。

「中国は雇用拡大のために職業教育を強化する」という記事もその一つだった。」

(略)

「長い間中国では大卒の資格は中産階級入りするための必要条件(十分条件ではないにしても)と考えられてきた。しかし1990年代後半以降大卒者の数が増えて、大学を出ても職につけない者が増えてきた。

その一方熟練工への需要は非常に高まっている。同紙によると熟練工は2009年末で4百万人不足している。(略)
南京大学のZao教授は「我々はバンカーやエコノミストだけを必要としているのではない。配水管や車を修理する熟練工が必要だ」と述べている。中国でも雇用のミスマッチが起きているのだ。」
だそうです。

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