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2008年12月 4日 (木)

社会保険料の転嫁問題に関する権丈先生のご助言

今回の勿凝学問の権丈節は、社会保険料の転嫁問題です。

http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare204.pdf

>今日、法律学者と対談をしていたら、
「社会保険料は賃金に転嫁されるのだから、社会保険料負担の議論をすることは経済学的に意味がないと、経済学者から言われるんですよ」
と。
僕は、
「経済学者が間違えているだけですから、気にしなくて良いですよ」
と。

・・・法律学者さんや社会政策学者さん達は、経済学者から「社会保険料は賃金に転嫁されるのだから、社会保険料負担の議論をすることは経済学的に意味がない」と言われたら、「100%転嫁されている証拠を示してもらわない限り、そんなことを言う経済学者の方が間違えている」と権丈が言っていたと言っていいですよ。言ってはならないことは、「社会保険料は転嫁されていない」の一言のみ。そしてもし余力があれば、その経済学者に次のように続けてください。「是非ともそういうことは事業主にいってください。あなたが100%負担しても賃金に転嫁できるんだから、全部引き受けてあげたらいいですよ」と。

ケケケ・・・、

で、最後にキツーイ権丈節が一発。

だいたい、「経済学的に云々」と発言する研究者というのは、まぁ、あんまり大したことはないと思って良いです。現実に存在する政策、制度は一つしかないわけで、経済学から演繹される経済学的な視点と他の学問に基づく視点の説明力の優劣および軽重是非を考慮した上で発言するくらいの慎重さを持たない経済学者は、有害無益ですからね。僕のゼミでは、「経済学的には云々」と発言すると、僕から、「だからなんなんだアホ、降りろっ」と言われて、報告している壇上から下ろされます、ハイ。それと、社会保険料の帰着問題に関する僕の院生への昔からの指導は、「止めとけ。賃金に常時100%転嫁されることを証明できない限り、あの研究の政策インプリケーションはゼロだ」。。。

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コメント

本当に無意味だったら議論をしなければいいだけですから
何らかの政治的な意図の下で、実は分かって嘘を言ってる
のです。それで納得させれられるだろうと考えたってことは
要するに舐めているのです

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