若者支援基本法
政局がどうこうということは全く別にして、この部分についてはいいことを言っていますので引用します。麻生太郎氏が、自民党青年局で喋ったものです。
http://www.aso-taro.jp/sousaisen/index3.html
http://www.aso-taro.jp/sousaisen/20080916.pdf
>だから若者には、職の機会を与えてやらにゃいかん。
その職というのも、場当たりではだめなんです。
人間、努力が報われるのには、一年、二年の単位で時間がかかる。
一ヶ月とか、ひどいときには一週間で仕事が変わるようでは、自分に投資する暇がない。
ないから、捨て鉢になる。「雇われる能力」、エンプロイアビリティー(employability)が、また減っていく。
その悪循環。これは、止める。止めねば日本の将来にかかわる。
若者に、未来の設計ができるだけの機会を与え、希望をもたせること。
そこが、すべての、あらゆることの、出発点なんだと存じます。
子供が生まれない、経済が伸びない。
こういったことの原因を取り除こうと思ったら、若者に投資する「ニューディール」が要るんである。それこそが、21 世紀のインフラ投資である。
お約束します。
「若者支援基本法」をこしらえます。
地域ぐるみで、よってたかって、若者たちのエンプロイアビリティーを高めてやる。
それをこの法律でやりたい。
マクロの日本経済にとっても、いまは労働分配率を上げてやるときです。
そうしないと、縮小再生産の輪に入っていってしまう。
どのあたりから、「ニューディール」とか「エンプロイアビリティ」とかいう言葉が入れ知恵されたのかはわかりませんが、方向としては正しい政策でしょう。
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