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2008年6月 5日 (木)

久坂部羊氏の介護労働論

久坂部羊氏といえば、

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_6cc3.html(医師に労基法はそぐわない だそうで)

>医師の勤務が労基法に違反している云々(うんぬん)などは、現場の医師にとっては寝言に等しい。

とまで断言された方ですが、介護労働者に対してはまた違ったご見解をお持ちのようです。

http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/080605/art0806050320001-n1.htm【断 久坂部羊】介護業界の隠れた危機

>ある会合で、若手のヘルパーやケアマネジャーに話を聞いたら、勤務環境の悪さにあきれさせられた。給与も低いが、その上、ベテラン職員がサービス残業や休日出勤を進んでやるので、手当の請求ができないというのだ。

 なぜベテランがそうするのかと聞くと、「奉仕精神に燃えているから」と、半ば揶揄(やゆ)するような答えが返ってきた。

 介護は心身ともに重労働だが、ある種の精神性を伴っている。高齢者の役に立っているという喜びや、福祉を担う尊い仕事という実感だ。その気持ちは大切だが、行き過ぎると、お金のためにしているんじゃないという、いびつな高潔さにつながる。

 現場では、残業代や休日手当を請求しない介護職員がけっこういるという。それくらい介護の現場には善意にあふれた人が多いのだ。サービス担当者会議などに出席すると、介護の問題について熱い議論が交わされる。熱心な人にかぎって、待遇面での不満を言わない。だから介護職が安く使われる。

 理想に燃えるのはいいが、正当な手当を請求できないようでは、若手が離れてしまう。

 介護事業所も、経営が楽なところは少ないだろう。しかし、だからと言って、権利放棄で働く職員に寄りかかり、支払うべき手当を出さないのは言語道断だ。

 超高齢社会を迎えつつある今、介護職の行き過ぎた奉仕精神と、それにつけ込む介護事業所は、将来に深刻な危機を招くおそれがある。(医師・作家)

ご自分が属する医師の労働と、介護労働に対しては全くダブルスタンダードという感じもしますが、もちろん今回の「権利放棄で働く職員に寄りかかり、支払うべき手当を出さないのは言語道断」というのが正しいのです。医師も看護師も「お金のためにしているんじゃないという、いびつな高潔さ」でもって「理想に燃えるのはいいが、正当な手当を請求できないようでは、若手が離れてしま」いますからね。

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