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2008年5月 1日 (木)

ビジネス系フェミニズムの悪弊

日経ビジネスオンラインから、

http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080428/154437/

いや、そりゃ、

>仕事か家庭か--。二者択一を迫られる女性は今も少なくない

>今の日本では、育児を機に正社員の立場を手放すと、再就職で同等の仕事を得るのは困難だ。もし、こうした女性たちが再びチャンスを得られれば、将来の労働力不足も解消でき、社会全体にとってもプラスになる。

というのは全くその通りなんですが、だからといって、すぐに

>やりがいのある仕事も幸せな家庭生活も諦めたくない。そう考える女性たちのお手本としてパネリストを務めたのが、早稲田大学大学院教授の川本裕子さん。銀行員、マッキンゼーの主任研究員、政府の各種委員を経て、現在は大学院で教鞭を執る。2人の息子の母親でもある川本さんは、夫の海外留学や転勤を経験しながら仕事を続けてきた。

と、こういうスーパーエリート女性を持ち出して、これこそお手本とかいう悪い癖が未だに抜けないんですね、ビジネス系フェミニズムには。

>川本さんは東京大学を卒業後、東京銀行(当時)に就職、入行2年目に結婚した。4年目には夫の英国留学に伴い退職し、英・オックスフォード大学で経済学修士号を取得。帰国後に2人の男の子を出産した。その後、再び夫の転勤があり、家族でパリに移り住む。この時は勤務先のマッキンゼーと交渉して、川本さん自身もパリへの転勤を認めてもらった。

>現在は大学で教鞭を取るほかに数社の社外取締役を務め、普通の男性以上に成功したキャリアを持つ川本さん。「今のような自分があるとは思っていなかった。意思あるところに道は開ける。どんな仕事でも手を抜かず、育児休暇中も無理のない範囲で社会の動きについていくように心がけた」という。

ふうーーん、それで?と、圧倒的多数の女性労働者諸氏は呟くでしょう。それがいまこの職場でへとへとになっている私に何の関係があるわけ?

>その語り口からは「仕事か家庭か」と悩む様子はうかがえない。仕事も好きだし家庭も大事。両方を求めるのは当たり前という自然な雰囲気が伝わってくる。

そりゃ、悩まなくてもいいご身分の方はいいですねえ、と。

>メディアは育児に関する後ろ向きな話題を“社会問題”として追及するだけでなく、前向きに両立している人たちを紹介することに注力した方がいいように思う。

一般論としてはそういう面はあります。現実に普通の女性労働者が何とかかんとか両立していくことがそれほど変わったことではない、むしろ普通のことだという風潮は広がって来つつあるとは思います。ただね、もういい加減、こういう超エリート女性を手本に祭り上げる、女版かつてのプレジデントみたいなビジフェミ症候群からはそろそろ脱却された方がいいように思います。

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コメント

>エリート女性を手本に祭り上げる、女版かつてのプレジデントみたいなビジフェミ症候群

そういうのも含めて庶民的、ってもんでしょ。ただ、ちょっと時代感覚からずれているところが…。

一昔前には「休日」だと思っていた5月1日は、カレンダー通りに出勤でめいっぱい働きました。連合のメーデーは26日だったようですが、「あった」という感じがないなあ。写真を見ても、おじさんばっかりだなあ。せめても、と、思って、小さなスズランの花束を買って帰って来ました。

うーむ、本日話題の方よりももっと若くて、ハーバードと東大を出て、という方のことも、マスコミは大好きなようだけど、と、ここまでに。

>やりがいのある仕事も幸せな家庭生活も諦めたくない。

そう考える方が、主夫希望の男性を探そうとしないのが不思議です。

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