欧州委はソーシャルに
昨日付のEUobserverによると、バローゾ委員長は一昨日の火曜日に閣僚を集めて、「これからは連帯とアクセスと機会とソーシャルアジェンダで行くぞ!」とねじを巻いたそうな。そして昨日の水曜日、夏前にはソーシャルパッケージを打ち出すと発表したそうな。
http://euobserver.com/851/26071
その背景には、社会政策立法が遅れていることに加え、最近の欧州裁判所の判決が労働者の権利を崩していると感じられていることがある、と。そこで、あんまり内容的には関係ないんだけど、いくつものソーシャルな立法案をまとめて打ち出すことにしたということのようです。その中に、最近経営側が交渉をしたいと言いだしたものの、労働側が今更できるかと断った欧州労使協議会指令の見直しがあります。
現在欧州議会では中道右派が多数ですが、社民系が多数になるとバローゾさんは二期目の目がなくなるので、慌ててソーシャルに走っていると、冷ややかな記事ですが、多分欧州労連はこの辺りの政治状況を読んでいて、ほっといても欧州委の方が指令の改正をやりたがってくると見ていたのでしょうね。
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