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2008年2月 1日 (金)

労働基準法はなお継続審議中

月曜日のエントリーでリンクした先週金曜日の講演メモですが、

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_f11e.html

http://homepage3.nifty.com/hamachan/jeckouen.html

一点、事実と異なる点の指摘をいただきました。

私はつい、昨年の通常国会に提出され、臨時国会に継続審議された労働基準法改正案について、

>臨時国会でははじめに述べたように、労働契約法案と最低賃金法改正案については、民主党との間で修正協議がまとまり、成立に漕ぎ着けましたが、こちらについては、全ての時間外労働の割増率を5割以上とすべきとの野党側と折り合うことができず、結局廃案となりました。しかし、もともとホワイトカラーエグゼンプションとの釣り合いで持ち込まれたものである上に、長時間労働の是正という政策課題にとって本当に効果があるかどうか疑わしいものであることからも、今回廃案という形になったことはむしろ望ましいことであったと考えられます。

と書いてしまいましたが、事実は廃案にはなっておらず、今通常国会に継続審議となっておりました。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DA34DE.htm

http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DA3BDA.htm

従って、今後ガソリン国会に火がついて炎上しない限り、与野党協議が成り立って成立するという可能性も結構あるということになります。

マクドナルド店長の判決もあったことだし、ここは一つ労働者のために・・・となまじ政治家の皆様がグッドウィルを示そうなどとお考えになられると、成立する可能性は高まってしまいますね。

それでどこが悪い、とお考えの方々もおられようかと思いますが、私は悪いと思います。大企業の労働者だけ、それも時間外労働が月80時間を超えるような超長時間労働について、割増率を上げるなんて、労働時間短縮どころか、大企業の労働者の長時間労働にご褒美をつけるようなものではないでしょうか。

このあたり、マクドナルド判決に対するマスコミ論調も依然として、カネ、カネ、カネ、残業代ゼロケシカラン!でしかないようですし。本事件の原告が、何をもっとも強く主張していたのかを没却したような報道が多すぎるように思います。

この辺、御用とお急ぎでなければ、明日朝の日本テレビ、「ウェークアップ!ぷらす」をご覧頂ければ・・・。

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コメント

で、派遣法はどうなるんですかね。
最近の保革の錯綜の中で、きっちり論議されるよりも、国民の見えないところで「取引」される傾向はいかがなものかと。
つい先日も、厚労省所掌分野のめんどうな訴訟は、きっちり議論で決着よりも、「和解」方向に流れがちといった話を聴きましたが。

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