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2008年2月15日 (金)

時短~なぜ早く帰れないのか

リクルートが出している「WORKS」という雑誌の最新号が、時短の特集をしています。

http://www.works-i.com/flow/works/contents86.html

いろんな観点からこの問題を取り上げていて面白いです。

編集長氏のこのまとめが、この問題に対する実感レベルの本質を言い当てていて、言い得て妙という感じです。

>健康への影響?まだ頑張れそうだなあ。少子化の一因といわれても、うちの会社だけで解決できる問題でもないし。仕事と生活の調和は美しいが、それでうちって儲かるんだっけ・・・。

>逆に、仕事の積み残しがサービスの質を落としたらどうする。増員すれば管理が大変だ。そうこうしているうちに競合に出し抜かれたら・・・。

>実感しにくく、責任の範疇外に見えるリターン。はっきり予想できる、犠牲や混乱というコスト。2つを天秤にかければ、目の前の数字を追う事業の現場が、人事部のかけ声ほど時短に積極的になれないのは、合点がいく。

「時短はこんなにいいですよ」という普及啓発路線の限界というべきでしょうか。

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