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2007年12月12日 (水)

教員採用、社会人2割に・教育再生会議

教育再生会議ネタですが、珍しくこれは結論には賛成です。

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20071212AT3S1102C11122007.html

>教育再生会議(野依良治座長)がまとめた三次報告の最終案が11日、明らかになった。教育の幅を広げるため、教員免許を持たない社会人の参入を推進。2012年までに教員採用数の2割以上を目指すことを掲げた。

>社会人の積極登用は、ビジネスマンや研究者など各界の専門家を教壇に立たせることで教育水準の向上に寄与することを狙った。現在も都道府県の教育委員会が「特別免許状」を発行して採用できるが、慎重な教委が多い。特別免許状なしでも優秀な人材であれば非常勤講師などで登用するよう提言した。

だけど、なぜ社会人を教員として学校に導入すべきなのか、そもそもどこまで判っているのか、いささかおぼつかない感じもします。「幅を広げる」とか「教育水準の向上に寄与」とか、依然として中味の欠落したふわふわ語しかみあたらないようです。

学校で学ぶ生徒の圧倒的大部分は、卒業後やがて実社会に出ていって働くのです。そこで働いている先輩が、職業キャリアを踏まえて学校で教えることに意味があるからでしょう。

教育再生会議のお好きらしい「こころの教育」とかなんとかという邪念で振り回さない方がいいと思いますよ。

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