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2007年12月11日 (火)

派遣先は「求人企業」!?

規制改革会議の「全国規模の規制改革要望に対する各省庁からの回答について」に、省庁別に項目別の一覧表が載っています。

http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/accept/200710/1211/index.html

これが厚生労働省編です。

http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/accept/200710/1211/1211_1_13.xls

この第65段目に、「就業開始前の面接禁止の緩和(労働者派遣に関する規制の緩和)」というのがあって、

>紹介予定派遣に限り認められている派遣就業開始前の面接を一般派遣にも拡大する。

という要望をして居るんですが、その理由づけが面白い。

>紹介予定派遣(雇用を前提とした派遣)については派遣先による事前面接が認められているが、それ以外の派遣については事前面接が禁止されている。
 事前面接を解禁することで、雇用のミスマッチが解消され、求職者・求人企業の双方の利益につながる。

ほほう、派遣先というのは「求人企業」だったんですか。派遣労働者というのは「求職者」だったんですか。

いや、からかっているんじゃありません。

日本人の圧倒的大多数は、そのように考えているんですから。

労働者派遣法という法律の理屈がそうじゃない、といっているだけなんですから。

派遣労働者は派遣元企業に雇われている労働者なんだから、派遣行為は配置に過ぎない、といってるのは、法律の条文だけなんですよ。本人たちはそう思っていない。

少なくとも、登録型派遣においては、登録された派遣労働者は「求職者」であり、派遣先企業は「求人企業」であり、派遣元企業は「有料紹介所」なんです、フツーの日本人の常識では。

その常識に変な法制度を合わせろと、この規制緩和要求は仰るわけです。まったく正しい。その点ではね。

ただし、それならば、あなたは「求人企業」なんだから、「求職者」を「事前面接」して「採用」した以上は、「使用者」としての責任が発生するわけですよ。そこまで考えてこういう要求を出しているんですよね。

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