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« ラヴァル事件判決各紙報道 | トップページ | 池田信夫症候群-事実への軽侮 »

2007年12月21日 (金)

池田信夫氏の3法則

いうまでもなく、私の『世界』論文にいきなり噛み付いてきたのは池田信夫氏です。

>ちなみに、彼の自慢の『世界』論文も、あまりにお粗末な知識に唖然とします:

http://homepage3.nifty.com/hamachan/koyounokakusa.html

<日本でも戦前や戦後のある時期に至るまでは、臨時工と呼ばれる低賃金かつ有期契約の労働者層が多かった。[・・・]彼らの待遇は不当なものとして学界や労働運動の関心を惹いた。>

というように、戦前の雇用形態について問題を取り違え、「臨時工」は昔からかわいそうな存在だったと信じている。そんな事実がないことは、たとえば小野旭『日本的雇用慣行と労働市場』のような基本的な文献にも書いてあります。こんな「なんちゃって学者」が公務員に間違った教育をするのは困ったものです。

労働問題を専門にしている以上、その誤りを指摘するのは当然の義務でしょう。それが

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_c013.html(一知半解ではなく無知蒙昧)

>をいをい、明治時代と大正後期~昭和初期をごっちゃにするんじゃないよ。

後者の時代における大きな労働問題が臨時工問題であったことは、ちょっとでも社会政策を囓った人間にとっては常識なんですがね。

(尊敬する小野旭先生が『日本的雇用慣行と労働市場』のどこで、昭和初期に臨時工は何ら社会問題でなかったなどと馬鹿げたことをいっているのか、池田氏は小野先生の名誉を傷つけて平気のようです。)

であったわけですが、現在までの所、池田氏は上で彼が断言した内容について一切触れていません。その代わりに、

>彼の記事には「戦前や戦後のある時期に至るまでは」と書いてあるんだけど、「~時期に至るまでは」という言葉には、明治時代は含まれないんですかね。彼は、もしかして日本語もできないのかな。

という罵倒でごまかしているだけです。これで、まともな人が納得するとでも思っているのでしょうか。彼は、昭和初期を含む「戦前や戦後のある時期まで」に「臨時工がかわいそうな存在であった」ということを否定したのですよ。ましてや、小野旭先生の立派な本にホントにそんなことが書いてあるのかという問いは無視。そして彼のブログは、もっぱら役人や労働組合に対する罵倒で埋め尽くされる。

ここから、池田信夫氏の議論の仕方について、3つの法則を導き出すことができるように思われます。

池田信夫氏の第1法則:池田信夫氏が自信たっぷり断言していることは、何の根拠もない虚構である蓋然性が高い。

もし根拠のあることをいっているのであれば、批判されればすぐにその中身そのもので反論できるはずでしょう。できないということは、第1法則が成り立っているということですね。

池田信夫氏の第2法則:池田信夫氏がもっともらしく引用する高名な学者の著書は、確かに存在するが、その中には池田氏の議論を根拠づけるような記述は存在しない蓋然性が高い。

もしそういう記述があるのであれば、何頁にあるとすぐに答えればいいことですからね。

池田信夫氏の第3法則:池田信夫氏が議論の相手の属性(学歴等)や所属(組織等)に言及するときは、議論の中身自体では勝てないと判断しているからである蓋然性が高い

ここのところ、池田信夫氏があちこちで起こしてきたトラブルにこの3法則を当てはめれば、いろいろなことがよく理解できるように思われます。

まあ、いずれにしても、現実社会でまっとうに、真摯に生きている多くの人々の生き方を、薄ら笑いを浮かべてあざ笑い、どんな「研究」で得た学術博士か知りませんが、博士号に立てこもって人を攻撃することのみに専念するこのような人物に、学問的誠実性のかけらもないことだけは確かなようです。

私は、現実社会に生きる人々の側に立ちます。労働する人々の側に立ちます。そのために乏しいとはいえ労働問題に関する学問的知見を活用したいと考えています。それが私の学問的誠実性です。

(1年ぶりの追記)

ここ数日、本エントリーの閲覧者が激増しています。池田信夫氏が例によって例のごとく、見当違いの罵倒を浴びせた五十嵐仁氏のブログからこられた方々ですね。

せっかくですので、一連のエントリーを挙げておきます。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_c013.html(一知半解ではなく無知蒙昧)

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_4fd0.html(池田信夫氏と信者たちの麗しき世界)

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/3_a7ad.html(池田信夫氏の3法則)

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_a9de.html(池田信夫症候群-事実への軽侮)

« ラヴァル事件判決各紙報道 | トップページ | 池田信夫症候群-事実への軽侮 »

コメント

俺の方が詳しいぞ、と書かれるのは結構です。その上で間違いを指摘(人に対して「無知蒙昧」とまで言う)のも勝手です。自信をもって研究されてるのだと思えば読む価値が上がります。

しかし、肝心の結論の導出の段で
~ことですね。
蓋然性が高い。
思われます。
確かなようです。
と曖昧にするのはやめて下さい。私は池田先生のファンで、確かにhamachan先生のブログは斜めに読んでいますがそれでも注意されるまでもなく「一学者の意見」として読んでいます。hamachan先生の見識から導き出される結論に注目しています。皮肉のつもりかもしれませんが、そこを曖昧にして読者の温情に縋るような書き方をしたのでは文章の論理が伝わってきません。逃げないで下さい。

ご自身への批判を「罵倒」とひとくくりにして相手にしない態度も全く誠実には見えません。反論できないのなら、このエントリで挙げられている「第一法則」がそのままhamachan先生にも適用できるということになる。役人や労組の悪口に対しても納得いかないところがあれば逐次反論すべきです。悪口の中に妥当と認めるものがあればそう書けばいい。「そんなことしてもイナゴの前では無駄だ」というのが学問的誠実性ですか。違うでしょう。池田先生によるパターナリズムという批判にどう応えるか見ることができなかったのは残念でした。

一番言いたいのはここなのですが、イナゴも現実社会に生きる人々だという事実に目を向けてください。自分の属性を語ることで「第三法則」に陥っていますよ。イナゴを人工知能か何かだとお思いですか。hamachan先生が池田先生の信者だという怒れるフリーターの声が聞こえますか。

ちなみに「第二法則」にからむ原典主義については好意をもって見ています。記述について争うのであれば要約を要しない場合個所を明確にした引用が好ましいのは当然です。hamachan先生の引用はちょっと冗長に思いますが。

かくいう私のコメントも冗長の極みですね。失礼しました。

こんにちは
ここまでくると訴訟を起こしたほうがいいのでは
ないですか?
それに先生に噛み付いてくるのはイナゴではなく
ウンカです。
私は理系なのですが先生の話は良くわかるのです。
池田氏の話は意味不明です。

「役人や労組の悪口に対しても納得いかないところがあれば逐次反論すべきです」・・・え?もう一度お願いします。・・・「役人や労組の悪口に対しても納得いかないところがあれば逐次反論すべきです」・・・悪口に対して真剣に反論する学者っているんですか?
どっちの味方というわけでもないですが、前回の論争も今回の論争も、論点をずらさずに戦ったのがhamachan、形成不利とみて論点を悪口に意図的に移行させて逃げたのが、I氏ですよ。
I氏の直感による問題提起には感服することが多々あります。でも、直感は直感にすぎません。学問的誠実には勝てないのですよ。

いうまでもなく、私は労働問題に関するかぎり、
>蓋然性が高い。
>思われます。
>確かなようです。
などと曖昧なことはいいません。
これらは全て池田信夫氏という人物の性格に関する人間学的判断であって、こういう言い方をするのは当然でしょう。
それに、私には成否が判断しかねる専門外の分野で池田氏が自信たっぷりに語っていることについては、「何の根拠もない虚構である」かどうかは「蓋然性が高い」としか言えないでしょう。それはその分野の専門家が池田氏を完膚無きまでに論破するのを読んで、なるほどと思うだけです。私はそういう点では謙虚なんですよ。

私に池田第1法則を適用したいのであれば、やるのは大変簡単です。事実の間違いを指摘すればよいのです。どうも、池田氏やイナゴさんたちには、「事実への軽侮」という共通した特徴があるようです。

博士論文を得たから大学教授になれるというのも困ったものだね・・・・

大学など数が多すぎるから、胡散臭い自称経済学者がのさばるんですよ

某IT専門家とかね・・・

経済といえば企業収益の拡大しか眼中にない人物には学者の資質なんて欠片もないな
東京には東大さえあれば十分
その他の三流大学は地方にでも強制移住を

博論ならNDL-OPACで出ますけど…。

短期間で池田ねたでこれだけの連続投稿。いい年したおっさんが惨め過ぎる。自分の境遇に対する鬱憤が背後にあるのだろうが、しつこくリンクを張って、執拗に絡んでおいて痛いところを突かれる反論をされるととたんにふぁびょる。なさけなすぎる。大体君のブログは人に読まそうという配慮もないし、論旨もわからん。学問的訓練を受けてないからそうなるのかもしれないけど、なんちゃってでも教授なんだからなんとかしろ。論旨とは関係のない事実関係の揚げ足取りしかできないなら、校正のアルバイトでもしたらどうか。

昨日から、なぜかこのエントリーへのアクセスが急増しているので、どうしたのかなとおもったら、池田信夫氏、またぞろやらかしたようですね。しかも今度はニセ科学派という役回り。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/976e4283567f163f7f92c02cc1e6cddc

http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608

なお、参考までに

http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20071119/p1

また池田信夫氏が騒ぎを起こしています。当然、hamachanさんは無関係なので、この件に首を突っ込む必要はありませんが、空いた時間を使ってチェックする価値があると思います。いつ、hamachanさんの大学の学長に公開質問状を出される日が来るかもしれませんから。

[これまでの話]
池田氏の過去のエントリの誤りを、荒木氏が指摘したら、池田氏は荒木氏に対して中傷で反撃した。
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20071119">あらきけいすけの雑記帳:池田信夫Blogの品質管理

これを問題視した天羽氏が荒木氏に加勢した。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=6918">事象の地平線:池田信夫による名誉毀損になるかもしれない実例証拠保

[今回の話]
池田氏が天羽氏に、前回の天羽氏の記事は「事実誤認」だから消すようにとメールで依頼した。天羽氏はそのメールを公開し、さらに「事実誤認」でないことを荒木氏に確認した。
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=7608">事象の地平線:池田信夫氏からのメール

池田氏はメールを公開されたことに腹を立て、天羽氏本人ではなく、天羽氏の大学の学長に公開質問状を出すことで、天羽氏に圧力をかけた。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/976e4283567f163f7f92c02cc1e6cddc">池田信夫 blog:天羽優子氏の記事についての公開質問状

注)公開されたメールにプライバシーが含まれていなかったからでしょうか。公開質問状にはメールを公開されたことにより、どのような損害を受けたかが明記されていないのが印象的です。

荒木氏も今回の池田氏のやり方に立腹している。
http://d.hatena.ne.jp/arakik10/20080129">あらきけいすけの雑記帳:池田信夫氏の事実誤認について

つまんない話だけど、ニセ科学「批判」派って呼ぶと「一派のように括るな」とか言って嫌がる人もいる。

いやはや、池田信夫氏の人間学的研究の絶好の素材が投入されましたか。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/84e1469c85ff818b60d17175b66f78a9

>いやはや、池田信夫氏の人間学的研究の絶好の素材が投入されましたか。
正直これはもうどっちもどっちとしか言いようがないですね。ネットというのはこういう人間を引き寄せるものなのでしょうか、それとも大学という場がこういう人間をひきつけるもので、こういう人間でなければ「新しい知」なんて生み出すことはできないものなのでしょうか。

あ、もちろんhamachan先生のことじゃないですよ。

>"工学研究院長より「似非科学問題について」"と題する院長声明が掲載されている
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1179508086

例えば、こういう大学の声明にも反対の立場を取っていたなら、筋も通った訳だが…
ニセ科学批判って本当にどうしようもないな。

投稿 アホな連中だ | 2008/04/27 10:29

質問:その5

青学や山大の准教授が、大学が謝罪をすることで自らの人格権が侵害されたとして所属大学を民事提訴していた場合、町村先生は彼女達を支持されますのでしょうか?

投稿 ふま | 2008/04/28 11:04

いやあ、さすがに池田信夫氏の秘蔵っ子だけのことはありますねえ、上の3法則を見事に実践しています。

第1法則:就職氷河期っ子氏が自信たっぷり断言していることは、何の根拠もない虚構である蓋然性が高い。

第2法則:就職氷河期っ子氏がもっともらしく引用する事物は、確かに存在するが、その中には就職氷河期っ子氏の議論を根拠づけるような記述は存在しない蓋然性が高い。

第3法則:就職氷河期っ子氏が自分や議論の相手の属性や所属に言及するときは、議論の中身自体では勝てないと判断しているからである蓋然性が高い。

> 池田信夫が私を脅した

> 「池田信夫の不都合な真実」を作ってはどうかという提案があった
> このたび、学外に移転したので(晴れて?)作ることが可能になった

http://www.cml-office.org/archive/121313446812.html
http://s04.megalodon.jp/2008-0610-2238-19/www.cml-office.org/archive/121313446812.html

本日、突然本エントリを鑑賞しに来られるお客さんの数が激増したので、どうしたのかな?と思ったら、buyobuyoさんの「捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ! 」で、「お気持ちはお察しします」というエントリが上がり、そこから来られたのですね。

http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20090928/p1">http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20090928/p1

>いやあ、お気持ちはお察しします池田先生。 cocolog は、はまちゃん先生と小倉秀夫先生を、はてなは俺とか含めたブックマーカーを排除したいわけですね、わかりますw

>しかし、これはもう、よっぽど痛いところをつかれたってげろってるのと同じじゃね?

それだけ名前を見るのもイヤなわたくしの近著を、わざわざ「読んではいけない」と称して「書評」しているのも面白いですね。しかもこの「書評」、出版元と私の出身官庁と現在の勤務先に対する悪口雑言のみからなり、肝心の私の労働政策論に対してはただの一言も言及がないという、未だかつて見たこともないようなスバラ式「書評」でありますので、是非合わせてお読みください。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-5545.html">http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-5545.html

http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/hamaguchi.HTML">
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/hamaguchi.HTML

最近、本ブログに出没している「読者」と名乗る人が、いささか難癖を付けるようなコメントを連発し、それが付けられたエントリに無関係であることから、一般読者に迷惑がかかるため、こちらに隔離することにしました。

以下にそのやりとりを再現して、公開性を維持した上で、当該エントリからは削除いたします。

=======================

あれ?まさかそんなことは無いと思いますが、もしかして濱口先生、俺が送ったトラックバックを削除されましたか?
うろ覚えですが「コメントやトラックバックは削除しない」と公言しておられたようですので少し気になりまして、確認のためコメントさせていただきました。

投稿: 読者 | 2009年10月24日 (土) 11時34分

原則通りです。
削除するコメントやトラバは、エントリの内容に全く関係のないものおよび方向はどちらであれ単なる悪罵のみを目的とするものです。(たとえば実例で言うと「池田信夫って馬鹿ですねw」といったもの。これが結構多い。)
そうでない限り、すべて公開しています。

投稿: hamachan | 2009年10月24日 (土) 16時55分

ということは1時間かけて書いた俺のトラックバックを削除したわけですね。

それならばこのブログに載っているコメントやトラックバックは一つ残らずエントリに関連があって、悪罵を目的としたものではないのですね?

それならば一つでも俺が「エントリの内容に全く関係のないものおよび方向はどちらであれ単なる悪罵のみを目的とするもの」を見つけたら、濱口氏の私情による例外もありうるということですよね?

>原則通りです。削除するコメントやトラバは、エントリの内容に全く関係のないものおよび方向はどちらであれ単なる悪罵のみを目的とするものです。

すみませんが、その「原則」をアナウンスされたのは何時なのですか?俺は熱心にこのブログを読んでいる方だと思いますが、その原則の存在を知りませんでした。

お手数をおかけするようで大変恐縮ですが、その原則をアナウンスされたエントリを指摘していただけませんか?

俺が記憶しているのは、濱口氏が

「投稿はわたしの考えに真っ向から反対するものであってもすべて公開しています。わたしには理解できなくても、他の読者の皆さんの役に立つかもしれないですからね」

と他のコメント投稿者に対して、注意をしていた時だけです(うろ覚えですので一句一句は間違っているかもしれません)。

投稿: 読者 | 2009年10月24日 (土) 19時37分

本当に日本語の読めない奴だなあ。

あなたのトラバはきていません。もしきていれば、上の基準に従い、公開しています。

時々、トラバを削除されたと苦情を言う人がいますが、一方的な思いこみであれこれ書くのはやめていただきたい。

ここまでは許容範囲ですが、これ以上、偏執的に書くのであれば、それなりの対応はします。

ついでながら、上の基準はまっとうなブログであれば当然のもので、「池田信夫は馬鹿www」というようなコメントを公開するかしないかをあらかじめ明らかにしておく必要はないはずです。

最近も山のように奇怪なコメントが付けられ続けていて、それを削除するのに忙しいのですが、どんなものが来ているのか、一つ例示のために時限的に公開しておきましょうか。
森本生馬なる名前で毎日のようにコメントをつけてくる人のものです。

投稿: hamachan | 2009年10月24日 (土) 20時10分

>本当に日本語の読めない奴だなあ。

これはひどい。

だって濱口氏は俺のトラックバックを読んでいないわけでしょう?

それで上の濱口氏のコメントなのだから、「濱口氏は読んで、エントリに関連がないと判断して、削除した」と俺が受け取ったとしても無理はないと思いますね。

日本語にあいまいな部分をもたせるのは濱口氏のスタイルでは。

投稿: 読者 | 2009年10月24日 (土) 20時15分

改めて通告しておきますが、このブログは題名の通り労働問題に関するブログであり、労働問題に関心を持つ人々のためのサロン的性格は持たせるつもりはありますが、労働問題には何の関心もないくせに、池田信夫氏に対する愛情表現の発露の場としてわたくしに対する見当はずれの非難を続ける人のコメントを無制限に許容するかしないかは、最終的には私の判断によります。

どこぞのブログと違うのは、そのいきさつをきちんと労働問題に関心を持つ一般読者の前に明らかにして、その評価にゆだねることです。


自分の行動が労働問題に関心を持つ本ブログの読者の目にどのように映っているかを、そろそろ反省される時期でしょう。

投稿: hamachan | 2009年10月24日 (土) 20時18分

次の自称「読者」氏のコメントによって、判断します。

このいきさつは、一般読者の目の前に明らかですから、闇から闇に葬られたなどと嘘偽りを喚かないようにしてください。

投稿: hamachan | 2009年10月24日 (土) 20時21分

本エントリは、題名の通り、湯浅氏と緊急雇用対策に関するものです。
コメント公開の原則に従ってこれまで「読者」氏のコメントを公開してきましたが、せっかく本エントリを訪れられた方々に対してお目汚しのコメントが並ぶことになるので、大変遺憾です。

このようなことになる場合の対応の仕方については、現在検討中です。

投稿: hamachan | 2009年10月24日 (土) 20時24分

濱口氏は相手の意見に何かお気に召さないところがあると、内省するより先に、相手に対して激昂してしまうんですね。<お前の言うことなんか正しいわけがない!>と決めつけて、俺に返事しておられませんか?

普通の人は誰かから批判されると「もしかしたら自分にも(相手の言うような)悪い部分があるのかもしれない・・」と悩むものですが、濱口氏の場合、まず全部、相手の(つまり俺の)言っていることがおかしい、俺がやっていることが悪い、俺の言い方が悪い、お前が全部悪い、と「決めつけて」、自分の立場をあくまで保持した上で、相手の反論をシャットアウトしてしまう。どうしてですか?(濱口氏が間違っている可能性は本当にゼロなんですか?)。

確かに俺はこの数日、何通かメッセージ出しました。いいかげんな気持ちで出したものは無い、と断言できます。お書きになっている内容に一部、事実誤認があるようなので訂正させていただきます。

>労働問題には何の関心もないくせに、

事実誤認です。濱口氏がそう判断されたソースを提示してください。

>池田信夫氏に対する愛情表現の発露の場として

(あの・・支離滅裂になってきていませんか?)。俺がコメントを送っている動機は残念ながら池田氏に対する愛情ではなく、誰かに対する別の感情なのです。

>わたくしに対する見当はずれの非難を続ける人

「自著に対する自由な批判はプロなら甘受すべきだ」と諫言したら「見当外れの批難」ですか?

>どこぞのブログと違うのは、そのいきさつをきちんと労働問題に関心を持つ一般読者の前に明らかにして、その評価にゆだねることです。

この点に関しては同意で、「諫言だけなら直メールの方がいいのかな」と思うようになりました。どうですか?俺はどちらでも全く構いません。

>次の自称「読者」氏のコメントによって、判断します。このいきさつは、一般読者の目の前に明らかですから、闇から闇に葬られたなどと嘘偽りを喚かないようにしてください。

この部分は何度読んでも意味が分かりません。どういう意味ですか?

=====================================================


先日はお忙しい中俺の質問にお返事くださりどうもありがとうございました。まだ分からない部分があるので、質問の追加になります。ご回答いただければ大変うれしいです。

【俺からの質問は次の三つです;】
(1)これから先も池田信夫に粘着して不当に侮辱し続けるおつもりですか?
(2)プロ経済学者足るのに労働法リテラシーは不可欠なのですか?
(3)いったい濱口氏は池田信夫の何をそんなに見下しているのですか?

(1) これから先も池田信夫に粘着して不当に侮辱し続けるおつもりですか?

俺は池田信夫は貴方のやっていることを本気で嫌がっていると思う。なぜなら貴方は、「労働法リテラシー」に即して「プロの作家で大学教授」としての池田信夫を侮辱するので、(経済学者であって労働法学者ではない)池田信夫にしてみればしっかり言い返せないで当然だからです。田中秀臣は違う。池田信夫に対して経済学リテラシーに即して批判している。だから池田信夫も経済学リテラシーに即して長々反論している。

「池田信夫blog2」に行って「濱口桂一郎」で検索しても2件しかヒットしない。濱口氏のブログに行って「池田信夫」で検索すると600件以上ヒットする。

濱口さんは「プロの作家としての池田信夫」「表現者としての池田信夫」以外を全くご存じないわけですよね?過去にトラブルがあったのは「表現者としての池田信夫」ですよね。それならば原則的に、濱口氏が批判することができるのは「プロの作家・表現者としての池田信夫」だけで、「一介の職業経済学者」ではないはずです。池田信夫は二足のわらじなんですよね。

それなのに数百回に渡る濱口氏の批判(不当な侮辱)は、その全てが「一介の職業経済学者」としての資質を批難する内容であり、相手がプロの作家であるという公然の事実は巧妙に隠されていて触れられていない。

「プロの作家であり大学教授」という人は日本にもたくさんいます。「歴史文学を書いて出版している数学科の教授」が、自分が書いた小説の中で、歴史認識に事実誤認があったとしても、彼の「数学科の教授としての学問的資質や誠実」を問題視することはできません。(いったい誰が何の権利があって?)

(2)プロ経済学者足るのに必要なのは「経済学リテラシー」であって、「労働法リテラシー」ではないと思いますが・・。

今の濱口氏にとって池田信夫はカモネギ化している。池田信夫を叩けば、ご自分のブログのアクセス数が増える。しかもいくら池田信夫を批判しても、「労働法リテラシー」からのみ攻撃していれば、絶対に池田信夫からは対等に反論出来ない。誰かのことを叩きたい放題叩くことができて、しかも自分はその責任を一切、とらなくていい、なんて、これを「カモネギ」と呼ばないで何をカモネギと呼ぶべきでしょうか?

濱口氏にとって何より大切なのはおのれの「無謬性」なんですよね。だから濱口さんはこれから先も池田信夫を侮辱し続けるだろうけど、濱口さんは(田中秀臣や小倉秀夫や山形浩生と違って)絶対に「経済学リテラシー」という観点からは池田信夫を攻撃しない。

俺はそういう濱口氏の「戦術」は卑怯きわまりないと思う。「表現者としての池田信夫」しか知らないのに、彼の「学問的誠実」を問題視するやり方とか、池田信夫は経済学者なのに、つねに労働法リテラシーからのみ彼を攻撃するとか。

経済学者に労働法リテラシーは不可欠であるとは言えない。少なくとも濱口氏が問題にしているような高度な労働法リテラシーをもっていない、から、誰かが経済学者として「トンデモ」であり「うそつき」であるなんてとても言えない。

プロの作家が英文を訳し間違えたら「捏造」とは何事ですか。ブログ記事を見て批判するのなら事実誤認の指摘のみにとどめるべきだ。「一介の職業学者」としての社会的信用を落とすような記載は一切するべきではない。「経済学者」としての池田信夫を批判したいのなら、田中秀臣のように『なぜ世界は不況に陥ったのか』の書評を書いて出すべきだ。ご自分の「無謬性」は完璧にキープしておきながら、「指摘」と称して、池田信夫を侮辱し続け、アクセス数を稼ぐ・・という行為はやはり対等で公平な学者間のやり取りとは呼べないと思う。

(2) いったい濱口氏は池田信夫の何をそんなに見下しているのですか?

これが一番(第三者には)理解不能です。だって濱口さんは「プロの作家としての池田信夫」以外をご存じないでしょう。プロの作家として風上におけないところがある!という文脈でしか池田信夫に怒りをぶつけることができないはずでは?

濱口さんは池田信夫をはけ口にしていますね。

そういう人間が濱口さんには必要なんです。殴るだけ殴っても、自分はその責任をとらなくって済むような相手が。濱口さんの中には本気で残忍な部分がありますね。でもご自分がやっていることに正当性を持たせるために、あくまで池田信夫の「学問的誠実」に問題があると見せかけて、彼をなじりつづける・・というやり方は、今後は止めたほうがいいと思いますよ。ブロゴスフィアは濱口さんの本当の姿に気づき始めている。俺は濱口さんは次へ行くべきだと思うね。

※プロの表現者に対して「学問的誠実」を問題視する批判の妥当性について問うているので、このコメントは濱口氏が池田信夫の学問的誠実をなじっているエントリに投稿します。エントリに無関係ではありませんのでそこのところはご注意ください。

それにしても、朝日新聞社の『AERA』が、「社会主義化するニッポン経済」という特集を組み、しかも3法則で有名な池田信夫氏などを堂々と登場させるに至っているのには、驚きを通り越して、あきれてしまうの一言ですね。
いやはや、どうなっているのやら・・・。


(追記)

池田信夫氏もやたらに繰り出すこの社会主義というレッテル張りの愚劣さについては、黒川滋さんのこのエントリが秀逸。


http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2010/03/post-1.html">http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2010/03/post-1.html

>●先週のAERAも社会主義化する日本などとタイトルを打っている。曰く子ども手当がそうなんだそう。現物サービスを充実せず、無差別現金給付を行うのであれば、それは新自由主義の変形である。


はあ、いつのまにやら再び個人名を出して指弾しておられるわけですね。


・・とは(「自称」ってなにですか)。昨年の11月から5か月間、何度となく(謝罪の)機会を窺っていたのですが、hamachan先生”全くとりつくしまのない”ご様子で、ずるずると今日まできてしまいました。立場が強いほうのhamachan先生が正月を過ぎても怒り狂ってる・・のが解せなかったし、反省コメントなどを送ると、また「ストーカーに再粘着された!」とエントリ立てて炎上、みんなで寄ってたかってボコにされるのかな・・と本気で怖かったのです。


「バーロー!永遠に俺の目の前から消えろ!!」と怒鳴られても仕方ありませんが、この5か月のあいだ、こちらも地球の裏側まで後悔することしきりであったとだけ申し上げておきます。

本日になって、突如として本エントリへの来訪者が激増しているので、どうしたのかなと思ったら、

http://twitter.com/smith796000/status/11760633906">http://twitter.com/smith796000/status/11760633906

今や勝間和代さんと並ぶリフレ陣営の旗頭である上念司さんが、こうつぶやいていたんですね。

>池○信○の3法則。ウケたw

ひさしぶりに笑わせていただきました。

http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20100525/p1">http://d.hatena.ne.jp/tsumiyama/20100525/p1(池田信夫センセから情報操作と人格攻撃のテクニックを学ぼう!)

>しかし、印象を操作して他人の人格を攻撃するときは、そんな冷静な視点は必要ないんですね。

>池田センセにしてみれば、たくさんの人に誤解されて相手をおとしめる印象が一人歩きしたらしめたものなのです。

>相手の間違いを指摘したり、主張の批判をするならともかく、ネット上でこーゆー攻撃をしかけることは、普通は"恥ずべきこと" のハズですが、池田センセはそんなのはとっくに超越した領域で戦ってるんですね。

ちなみに、わたくしも「濱口桂一郎 馬鹿」でググってみましたら、やはり、池田信夫氏がわたくしを罵っているエントリが上位に上がってきてますなあ。

でんぱについてはでんぱじゃないけど、
でんぱじゃなければでんぱなもの、な~んだ

これは佐藤秀氏のエントリの紹介だけです。わたくしの独自の部分は全くありません。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51435689.html">http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51435689.html(ゴーン社長は「首切り上手」か)

http://d.hatena.ne.jp/satohhide/20100622/1277185789">http://d.hatena.ne.jp/satohhide/20100622/1277185789(池田信夫氏のための初歩の会計学入門)

なに、話はきわめて単純で、小野善康氏の

>[ゴーン]社長就任後の3年間で営業利益は急速に伸びたが、売上高はほぼ横ばいであった。

を、勝手に書き換えて

>「営業利益」が「売上高」を上回っているが、そんなことはありえない

と毒づいているのに対して、

>00年度の連結営業利益は2903億円、02年度は7372億円と2.5倍に増えた。

>対して連結売上高は00年度6兆896億円、02年度は6兆8286億円で、12%増だ。横ばいではないけれど、営業利益の伸びっぷりと比較すれば「横ばい」という表現で一向にかまわないくらい、伸び率に違いがある。

と指摘しているだけなんですが。

まあ、3法則氏のやり口はいつになっても進歩がないというだけの話なので、わざわざ取り上げると、またぞろイナゴさんが寄ってくるだけかも知れません。

だれがみても、これは3法則氏を描写した形容であると考えるところですが、

http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100718/p1#c">http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100718/p1#c


>間違いを指摘されると自分への攻撃と受け取って感情的になる人はよくいるけど、少し病的なものを感じる。「おまえは周りからこう思われている」的発言が多すぎる上に、その内容が自分に都合が良すぎて客観的に真実とは思えない、内容の信憑性を確保することまで考えが及んでいない。こうあってほしいという願望と現実の区別がついていない。怒りに火がつくと合理的判断の一切が遮断され、自分の不利になる発言を抑制することができない。

3法則氏の御同僚氏の形容でありました。

御注進おつかれさまです。
せっかく燃料を注入しているのにあなたの大好きな火事いや揉め事が観測できなくて残念ですね。

ようやく、池田信夫氏がまっとうな自己認識を示しました。

http://twitter.com/ikedanob/status/48632381699141632">http://twitter.com/ikedanob/status/48632381699141632

>メディアのみなさんへ:私は地震の専門家でも原子力の専門家でもないので、今回の災害についての取材はお断りしています。きのうは災害報道のあり方については取材を受けましたが、地震そのものについては専門家に聞いてください。

労働問題についても、はじめからそういっていれば良かったのですけどね。

>私は労働の専門家でも社会問題の専門家でもないので、・・・労働そのものについては専門家に聞いてください。

とね。

一つの批評として


http://twitter.com/M_A_Suslov/status/51477161240039424">http://twitter.com/M_A_Suslov/status/51477161240039424


>「アカデミックチンピラ池田信夫」というフレーズを聞いたが、およそ彼はアカデミックではないし、ある意味三木清や清水幾太郎を評して竹内洋先生が評するところの「メディア知識人」の末席に位置するので、「チンピラ博士」か「ゴロツキ博士」が本当は妥当かもしれない。学位は持ってるし。

基本的に目立ちたい、かまってほしいということが根底にあるのでほとんど逆を言って突っ込めそうなところにとにかく突っ込むと そして反論しにくくなると経歴人格攻撃とすり替え 議論をどんどんずらしていく。そのファンも直情型が多く冷静に考えると論争になってない場合が多いことに気付くはずなのにと思いながら一種のお笑いと思って読んでいます。そういう人をかまうから調子に乗って元気なのではないかとここ1年で特に思いました お相手している方々にはお疲れ様ですと激励したいです 信夫ちゃんは最後までぶーぶー言ってください いや 言わなくても言うだろうけど。

ブログ管理者様

>上記削除依頼者が、依然として上の「こんちゃん」氏のコメントを削除せよと執拗な脅迫を行ってきています。お目汚しなので、ここに公開はしませんが、自分の悪行を第三者に明かされたからといって、

当方が「こんちゃん」氏のコメントを削除してほしいとお願いしているのは、「こんちゃん」氏が書いていることが全くの事実無根(何の証拠もないことを個人が特定されかねない情報付きで書いてある)からです。

何度でも言いますが「こんちゃん」氏が書いていることは事実無根です。

当方が「2ちゃんねるにスレを立てて濱口氏の悪口を書きまくっている」とあり、わたしがアクセスしたことのないスレの名前まで出されています。なぜアクセスしたことのないスレをわたしが立てなければいけないのでしょうか?

※その他にも事実無根の記載が何箇所もあります。

http://twitter.com/shavetail/status/269765708420874240">http://twitter.com/shavetail/status/269765708420874240

日本の経済学者で、法則に名を残しているひとはてっきりいないと思っていたが、池田信夫氏がそうだったとは…。 不勉強だった

 初めまして、こんにちは。
 ブログ主様の記事を、興味深く読みました。特に、「池田信夫氏の第2の法則」が気になりました。
 「これはまさに、詭弁の一つである『わら人形論法』だ」と思った私ですが、よくよく考えてみると、一応は実在している著作を挙げながら自論を展開されていらっしゃるご様子ですから、「これはまさに、半分だけわら人形論法だ」という認識に至った次第です。
 ・・・・・
 ちなみに私は、「議論の際に摩訶不思議な主張を披露し、相手から何度も鋭いツッコミをもらっているにもかかわらず、余裕の態度で勝利宣言しながら議論の場を去って、あとに残された聴衆を唖然とさせる」という論者の芸風に興味がある者ですが、これまで池田信夫さんの芸風についてほとんど知りませんでした。
 それだけに、ブログ主様の記事は大変参考になりました。ありがとうございました。

池田信夫という人が、どういう人なのかは知りませんが、少なくとも一つだけ言えることがあるとしたら、この人は「村の掟」の範囲でしか物事を考えられない人である。

こういうことでしょうか?

日本にこういうメンタリティの持ち主がいるのは、日本の社会が「メンバーシップ型」であるための、弊害の一つだと思います。

あと、上の方の「わら人形論法」について、調べてみたら、ある人が主張している事柄に対して、意図的(無意図的?)に論点をずらして、その論点をずらした内容に対して、反論をするという趣旨でした。

例えば、Aさんが交通事故などの危険を心配して、「子供を道路で遊ばせるべきではない」と発言したら、Bさんがこれに対して、「あんたは、子供を外で遊ばせず一日中家の中に閉じ込めておけというのか」と言って批判する。

こういう批判の仕方が、「ストローマン(藁人形)」になるようです。

ここでのポイントは、Aさんは子供が遊ぶ場所を「道路」に限定しているのに対して、Bさんは子供が遊ぶ範囲を「外」全体に拡大解釈して、それに対して批判しているわけです。

多分、こういう形で他者を批判する人は、自分の先入観だけで物事を見ているのでしょう。

あと思ったのが、例えばAさんとBさんがナポレオン・ボナパルトについて会話していたとします。

すると、新たにCさんがやってきて、ナポレオン三世について話し始めたら、AさんとBさんは混乱して、「自分たちは三世についてではなく一世について、話しているのだが」というでしょうが、Cさんの話に興味があり
かつ、Cさんの態度が友好的であればば、「よしわかった、三世も含めてナポレオンの話をしよう」こういう流れになるかもしれません。

ただ、ここか先が問題で、さらにDさんがやってきて「魚のナポレオンフィッシュ」や「ブランデーのナポレオン」について、自説をとうとうと述べ初め、ABCの各氏を目を三角にして、敵意むき出しにして批判し始めたらどうなるでしょうか?

hamachan先生とイケノブさんのやり取りは、こういう感じだと思います。

7年目にしてなお・・・

本日のページビュー、ぶっちぎりの一位は、このエントリでした。

7年経ってもなお、3法則の一つ一つが見事なまでに池田信夫氏の言動に当てはまるのは、ほとんど感嘆の声が漏れます。

https://twitter.com/sivaprod/status/518413704459608064

2007年に提唱された「池田信夫氏の3法則」。先日も引用元の論文著者に「は?わしそんなこと書いてないで?つかわしの論文あんたの解釈と正反対の意味やで?」と指摘され第二法則がより高度な形で発現した。
 
 

池田氏、小谷野先生にも噛みつき玉砕した模様。
実力差を考えない(理解できない)御仁らしいなぁ。
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20150125

>私の『日本文化論のインチキ』を池田信夫は「最もインチキな日本文化論」と言ったのであるが、私が「どこがインチキなのか」と訊いたら、「インチキでないところがない」と言ったまま逃げた。/ だいたい、「この本はつくり話のオンパレード」とか、「事実誤認が多い」とか言って、どこがそうなのか具体的にあげないやつというのは、人間が不真面目であり不誠実であり、自分はいい加減なことを言っていますと自白しているようなものである。

今日本屋でたまたま目にした池田氏の新刊タイトルが『戦後リベラルの終焉』…。宮崎哲弥の亜流くささをふんぷんに感じてしまうのは私だけだろうか…。(しかし、こんなので一冊出させてもらえちゃうなんて、さすが世渡り上手~❤)

えっ?なんで今更トップ?というかよいものを見せていただきました。
法則?なにが法則になるのかなあ?
これって株式のエリオット法則(いい加減にしろよ!というシロモノ)と同じレベルじゃないの?もうちょっとまともかと思っていたけど。利根川越えさんには継続してコメントされてた方々には大学問題のエントリとその存在(ご本人と大学?)を語る義務があるんじゃないかなあ?
ビックリ実証は迎合コメントの連打ですねえ。ほんにビックリした。

ロックスターですねえ。
武道館へどうぞ!QUEENやっております!

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