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2007年11月 1日 (木)

民間の失業者対策

昨日付のフィナンシャル・タイムズが、

Private sector plays growing role with unemployed

http://www.ft.com/cms/s/0/7969d75a-8753-11dc-a3ff-0000779fd2ac.html?nclick_check=1

という記事を載せています。

「民間セクダーが失業者にますます大きな役割を果たしている」って、どういうことでしょうか。

公的機関など全部潰して、みんな民間営利企業に委ねれば、あら不思議失業者はみんな居なくなりましたとさ、というネオリベ御伽噺?いやいや。

長期失業者のような困難ケースを民間企業に委ねたらうまくいっているという話です。

>「長期失業者にとっては、問題は仕事を見つけることじゃない」「多くがヤク漬け、アルコール漬けで、家族やカネの問題を抱えている」「彼らを仕事にもっていくにはこれらの問題にまず取り組まなきゃいけない」

フランスの政府職員曰く、「民間企業には、公的セクターができないような慢性的失業者へのサポートを与えることができるという認識がある」

「2年も3年も失業している人に必要なのは彼/彼女を信じる誰かなのです」

いわゆるソーシャル・エンタープライズってやつですね。下手な役人よりも、よっぽど「公共性」に富んでいるかもしれません。

こういう観点からのハローワークの見直し論議であれば、それは大いに歓迎なのですがね。

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コメント

「2年も3年も失業している人に必要なのは彼/彼女を信じる誰かなのです」
 キャリアカウンセリングを行う人は、その前提として心の問題を扱うパーソナルカウンセリングのプロでなくてはなりません。高い専門性が求められるのです。
 さまざまな民間事業者がこぞって宣伝する「当社のキャリアカウンセリング」の内実については、胡散臭さを感じずにはおれません。

今はいささか、猫杓子状態かも知れません。

 そうなのです。「キャリアカウンセリング」の定義が曖昧なうえ、「カウンセラー」は本人が名乗ってしまえばカウンセラーなのです。求職者の心や家族の問題まで踏み込まずに、迅速に条件をすりあわせて仕事を紹介することも、キャリアカウンセリングといってしまえばそうかもしれません(実際はカウンセラーにそれだけを求める求職者の方が多いかもしれません。)。
 一方で、
「長期失業者にとっては、問題は仕事を見つけることじゃない」「多くがヤク漬け、アルコール漬けで、家族やカネの問題を抱えている」「彼らを仕事にもっていくにはこれらの問題にまず取り組まなきゃいけない」
といった求職者もいることも事実です。
 公的部門の民間委託について拙速に結論を出す前に、求職者のニーズをきちんと整理すること、民間事業者の実力を見極めることが重要です。

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