労働ビッグバンを解読する
『世界』の12月号が出ましたので、11月号に掲載した「労働ビッグバンを解読する」をHPにアップしておきます。
http://homepage3.nifty.com/hamachan/bigbang.html
今話題の小沢一郎氏の勇ましい「今こそ国際安全保障の原則確立を」が載った号であったため、日ごろ『世界』を読んでいない人からも、「hamachanのやつ読んだよ」と声をかけられることもあり、たまたまでしょうけど、同じ号に掲載していただいたことに感謝申し上げます。>岩波書店編集部様
結局、ここで言いたかったことは、
>ここで必要なのは、規制緩和を主張する連中のいうことだから全部間違っているに違いないとか、構造改革はいいことだからその主張は全部正しいに違いないといった、党派的思考停止に陥らないことである。その議論を丁寧に腑分けし、是は是、非は非として、あるべき労働法制を探っていく主体性が求められる。
>八代氏のいう労働ビッグバンは福井氏の「初歩の公共政策原理」とは異なり、真剣な検討に値すると思われる。党派的思考停止に陥ってはならない。
ということなんですね。
お前はいつから八代尚宏の手先になったんだと言われるかも知れませんが、別に手先にはなっておりません。変なことを言ってるときは変なこと言ってるとちゃんと批判しております。
« ワーキングプア・ネットカフェ難民…貧困拡大 見えぬ実態 | トップページ | 労働契約法案・最低賃金法改正案への修正 »
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 労働ビッグバンを解読する:
» 派遣労働者は直接雇用のプールだろうか? [労働、社会問題]
濱口桂一郎先生が論説「労働ビッグバンを解読する(http://homepage3.nifty.com/hamachan/bigbang.html)」で、派遣労働者の事前面接についてこのような主張をされている。 [続きを読む]
« ワーキングプア・ネットカフェ難民…貧困拡大 見えぬ実態 | トップページ | 労働契約法案・最低賃金法改正案への修正 »
「党派的思考に陥らない」、大切なことですね。
投稿: hamacha大好き | 2007年11月 9日 (金) 19時39分