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2007年11月 8日 (木)

ワーキングプア・ネットカフェ難民…貧困拡大 見えぬ実態

昨日の読売の記事です。この問題についてよくまとまっています。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/security/20071107-OYT8T00205.htm

>貧困対策が遅れている第一の理由は、貧困状態にある層を把握する手段がないことだ。欧米諸国では、独自の貧困基準を設けている。例えば、欧州連合(EU)は、その国の平均的な所得の60%以下を貧困ラインとして設定し、随時公表。貧困対策の基礎資料にしている。しかし、日本は明確な貧困基準が設定されていない。

 駒村教授は「具体的なデータをもとに、人生のどの段階で貧困に陥りやすいのか、何が貧困の原因になるのかを調べ、対策を講じるべきだ」と話す。

 貧困対策として我が国では生活保護制度があるが、その限界を指摘する声も根強い。生活保護は、働ける現役層への適用が厳しい。実際には、リストラなどで離職したり、転職を繰り返したりして、生活苦に陥るケースも少なくないが、働けることを理由に、生活保護が適用されないケースが目立つからだ。

 省ごとの縦割り対策への批判も多い。例えば、福祉事務所とハローワークなどとの連携は十分ではなく、非効率だ。一体的な体制が整っていれば、生活保護の受給や職業紹介など、その人の状況に合わせた適切な支援が可能になる。

>貧困対策の最大の課題は、生活保護世帯の外側に存在する、保護ぎりぎりの層への支援が欠如していることだ。岩田正美・日本女子大教授(社会福祉学)は「貧困の背景には、本来の社会的なネットワークからはずれてしまう社会的な排除がある。目に見えない貧困層を支援するには、きめ細かい対策を講じ、排除防止を目指すべきだ」と論じる。

 社会的排除とは、企業、学校、家族などとのつながりが薄く、社会から孤立しがちな状態を指し、欧州では貧困対策の根本問題として位置付けられている。日本で新たな貧困層としてクローズアップされている、ワーキングプアの若者の場合、低収入で、企業などの住宅補助もないため、アパートも借りられないケースも。社会保険にも未加入で、最悪の場合、医療機関での受診もできない。

最後のところでは、EUの社会的排除対策の動きを紹介しています。

この辺について、より詳しい話は、

http://homepage3.nifty.com/hamachan/exclusion.html

で書いております。

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» 【報道】  [山梨青年ユニオン・ブログ]
【報道】 ワーキングプア・ネットカフェ難民…貧困拡大 見えぬ実態 【読売】 よくまとまっている読売の記事です。 本来は朝日新聞当たりが書くべきテーマでしょう。 ・・・(略)・・・貧困の実態はすでに数字で裏付けられている。昨年7月に経済協力開発機(OECD)が公表した「対日経済審査報告書」では、2000年の相対的貧困率は13・5%で、アメリカに次いで2位だった。「日本は所得分配率が高く、みなが中流という神話はすでに過去のものなのだという真実を人々に突きつけた」と、高木郁朗・日本女子... [続きを読む]

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