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2007年10月 3日 (水)

御手洗会長は国会で堂々と論じて欲しい

野党は日本経団連会長の御手洗冨士夫氏を国会に参考人招致せよと云っているようです。

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20071003AT3S0202002102007.html

>民主、共産、社民、国民新の野党4党は2日、衆参両院の国会対策委員長会談を開き、日本経団連会長を務める御手洗冨士夫キヤノン会長を衆参両院予算委員会に参考人招致するよう求めることで一致した。実態は派遣労働なのに業務請負を装う「偽装請負」問題などを国政の場で追及する必要があるとの判断だ。

私は行けばいいと思います。行って、「請負法制に無理がある」ということを堂々と論じていただきたいと思います。なぜなら、まさに「請負法制に無理がある」のは明らかだからです。いや、この言い方には若干問題がありますね。正確に言えば、「請負法制がないことに無理がある」というべきでしょう。労働者派遣ならば派遣先に「も」使用者責任があるが、請負であればまったく使用者責任がないことになっていること自体の矛盾を摘出することなくして、この問題に真正面から向かい合うことはできないと思います。

この問題については、既にいくつかの文章で論じてきていますので、最近のものをリンクしておきますが、

http://www.rengo-soken.or.jp/dio/no218/houkoku_2.pdf

(請負労働の本当の問題点は何か(連合総研『DIO』218号(2007年7月刊)所収)

先日、労調協でも同じお話をしましたが。

まあ、経団連会長がこういう理屈を述べるのはなかなか難しいとは思いますが、現場の感覚はむしろこう云うところに近いのです。

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