最低賃金の地域間格差
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/09/h0907-2.html
各都道府県の地域最低賃金も出そろったわけですが、
http://www.asahi.com/life/update/0907/TKY200709070380.html
まあ、中途半端な上げ方であったことは別としても、例えば生計費だとか生活保護の水準との均衡といったことで上げていくと、
>最高額と最低額の差は、現在の109円から121円に広がる。
ということになるのは分かり切ったことではあるわけですが・・・。
一方で、政治的コレクトネスから云うと、地域間格差こそなんとかしなければならぬという要請もこれあるわけで、民主党も一応全国最低賃金1000円とか云ってるし、なかなか難しい所なんですね。ある意味、東京なんかだったら一気にそこまで上げてもやってけるかもしれないけれど、秋田や沖縄でそんなことができるはずもなし。
経済理論で最低賃金がどうのこうのという一方で、こういうことも現実的には大きな問題であるわけで、しかもますます増幅することはあっても縮小する見込みは当分無いわけで・・・。
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