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2007年9月26日 (水)

研究開発の生産性ってなあに?

社会経済生産性本部が「企業の「生産性」に関するアンケート調査」というのを発表しています。

http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/01.data/activity000831.html

>生産性が昨年度伸びた要因として、68.4%が「既成製品・サービスの売上増加」を挙げている。

とか、

>生産性向上のため今後強化していきたいものは「製品・サービスの高付加価値化」が64.5%で最も多く、「マーケティングや販売体制の強化」が50.8%で続いている。

とかいうのはまだ理解可能なんですが、

>生産性が全社平均と比べて「高い」と評価される部門は、製造(74.7%)、営業・販売(52.9%)、物流(45.3%)、情報システム(28.2%)、研究・開発(24.5%)、事務・管理(24.2%)の順となっている。

というのがよく分かりません。

製造と販売と研究開発と事務管理の生産性をどうやって定量的に比較するんでしょうか。

ていうか、研究開発の生産性ってなに?

ちまちました開発をいっぱいやって少しずつ売り上げに貢献するのと、数年間鳴かず飛ばずでどーんとでかいのをやるのと、どっちが生産性が高いんだろうか、とか。考えていくと謎だらけ。

まあ、プレスリリースの中で、

>概して現業部門の生産性の評価は高く、間接部門の評価が低いが、アウトプット測定の難しさも評価に影響していると思われる。

と書いてありますので、問題点は意識されているんだとは思うのですが。

もともと、社経生の前身の日本生産性本部は、階級闘争主義的な労働運動に対して、生産性向上に協力する代わりにその分け前を労働者にちゃんと与えましょうという一種の思想運動として始まったわけで、その意味では大変な効果というか功績を挙げたわけですが、念頭におかれていたのは主として工場における生産性向上であり、それにアナロガスに事務部門を考えることが出来るかぎりでは意味があったと思うのですが、それこそ投入労働時間と成果がまったく比例しないような仕事にまで、同じ「生産性」という言葉を使う意味がどこまであるのだろうか、という疑問も湧いてくるわけです。

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