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2007年9月28日 (金)

無作為じゃない抽出

JILPTのコラムで、小杉礼子さんが面白くてちょっとぞっとすることを書いています。

http://www.jil.go.jp/column/bn/colum085.htm

>全数を調査するのは効率が悪いので、その一部を抽出して調査するのが普通だ。そこで、重要なのは、その抽出されたサンプルの代表性、すなわち、どれほどもとの対象層 ( =母集団 ) の傾向をそこから測れるかである。

>こんなことをあえて書くのは、最近の信じられない経験からだ。現在、アンケート調査は、対象と手法を決め調査票を設計するまでは内部で行うが、郵送の事務などは、外部の専門の会社に委託することが多い。ある調査で、特定産業の従業員規模 30 人以上の事業所を全国で 1 万所無作為抽出して調査票を郵送するべく調査会社に依頼したという。調査を発送すると、その直後には、調査内容などについての問い合わせの電話が多く入るが、それがなぜか、東日本の企業からしかこない。不思議に思って調査会社に問い合わせ、発送名簿まで調べてみると、無作為抽出のはずが原簿の頭から順に 1 万社に発送していたという。この段階で気づいたので、やり直しをすることができたが、関係者の中には、 1 万件発送すれば問題ないのではないかと言う人もいたそうで、改めて、知りたいのは回答そのものではないことを確認しなければならない。

こういうことをやってるのが専門の調査会社だというところがすごいですねえ。

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